大和郡山市で築37年の蔵の瓦屋根をガルバリウム鋼板で立平葺きで施工しています。
屋根の完成間近で今回は貫板と棟板金を設置していきます。

前回は、屋根材のガルバリウム鋼板を立平葺きで設置しました。

屋根のビフォーアフターもお楽しみに。

では工事の様子をご覧下さい！！

棟板金設置のための土台づくり

前回は屋根材ガルバリウム鋼板を設置しました。

では最終工程の棟板金を設置していきましょう！！

棟板金は屋根の一番上の部分で雨や風の影響を一番受けます！

どのような屋根も一番初めにメンテナンスが必要な箇所となります。

棟板金設置にはビスで留めるための土台が必要です。（貫板）
今回は木素材の貫板を使用しますがプラスチック製の貫板もありますのでご興味がある方は一度屋根やさんにご相談下さい。

貫板という木の板を設置していきます。

棟板金の役割

屋根の頭頂部は必ず隙間ができてしまいます。
その隙間を塞ぐのが棟板金となります。

棟板金を設置するために貫板を固定し、その貫板に棟板金をビスで止めていくのです。

飛散や剥がれを起こしやすいためしっかりと固定した上でメンテナンスを行うこと雨水の侵入を払拭していかなければなりません。

風の影響だけでなく雨に晒されることでビスが錆びたり、気温差により金属の伸縮が怒ることでもビスは浮いてしまいます。
ですので築年数10年経過くらいで点検やメンテナンスをお勧めします！！

劣化した瓦からガルバリウム鋼板で立平葺きへ

経年劣化した瓦屋根でした。築37年雨や風に晒されていた為色褪せやズレが目立っていました。

蔵は大切なものの保存場所。
大切な思い出がたくさん詰まった場所です。
街中では見なくなったのですが地方ではまだ存在しており日本の歴史が垣間見れる存在でもあります。
しっかり歴史も守っていきたいものです。

今回はガルバリウム鋼板で雨漏りしにくい屋根を造らせていただきました。

立平葺き嵌合式でも施工でした。
ありがとうございました。