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大和郡山市で野地板のメンテナンス前に不陸調整で平な屋根作り
更新日:2021年8月30日
大和郡山市で築37年の蔵の和瓦を立平葺きで
葺き替え工事を行います。
立平工法は雨漏りしにくく軽量な為耐震性に優れますが今回のような切妻形状にピッタリの施工方法です。
前回は
葺き土の撤去後見えてきたバラ板の状態を点検しました。今回は増し張りを行う前に補強垂木を用いて不陸調整を行います。
経年劣化や屋根の重量で歪んだ野地板を平に調整していきましょう。
では工事の様子をご覧下さい!!
経年劣化や屋根の重みに耐え支えてきた
野地板は歪みを帯び凸凹としています。
その上から野地板を
重ね張りしても歪んだ屋根になり危険です。
ですので補強垂木を使用し歪みを調整するのが「不陸調整」や「かさ上げ」という作業になります。
使用する補強垂木は屋根材の重さや軒の長さにより太さが変わります。
基本的には重い屋根材や軒
長い屋根には太いものを使用します。
立平工法で軽量な金属屋根材を使用しますので細い補強垂木を使用し調整していきます。
野地板の下には土台となる
垂木がありその垂木に沿って設置していきます。
455mm間隔または一尺の305mmの間隔です。
木造軸組み工法や在来工法で決められており全国共通なのです。
ですので間隔は垂木と同じになり、屋根面いっぱいに何本も取り付けていきます。
また不陸調整の役割だけでなく上から設置していく野地板や防水紙、屋根材の固定箇所にもなります。
屋根の施工には正確な長さや角度、高さなど綿密に計算された設計図があり微妙な調整も必要となります。
不陸調整でも補強垂木の下に小さな木片で微調整を行っています。
この正確な施工が平で安全な屋根を作るのです!!
さて、次回は
野地板の増し張りと水切り板金、防水紙を設置していきます。増し張りには構造用合板、防止紙は改質アスファルトルーフィングを使用し最新で高性能な資材の登場です。
盛りだくさんな内容となっています。
ぜひご覧下さい!!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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