生駒市で屋根と外壁の塗装工事を行っています。

前回のブログでは、ブラウン系だった屋根が真っ赤な塗料で鮮やかな屋根に大変身を遂げました。

今回は、足場を解体して屋根と外壁の塗装工事の全工程が完了します。
無料点検から始まり工事の完工まで、全8回の長編ブログの最終回です。
綺麗になった建物の全体もご覧ください。

塗装工事が完了したので、足場を解体します

メッシュシートを撤去しました

くさび緊結式足場の周囲を覆っていたメッシュシートを取り外しました。
メッシュシートは、工事中の防音・防塵の役割はもちろんですが、作業員の落下防止のためにも設置されます。

メッシュシートは、繰り返し使用しますので、丁寧にたたんで次の現場まで保管しておきます。

建設現場での死亡災害の原因のトップが足場からの墜落・転落です。
その原因の一つが足場上での作業時や足場の組み立て・解体時に、手すりなどが不完全な状態であることです。
そのため、足場からの落下による事故を撲滅すべく、平成15年４月１日に『手すり先行工法に関するガイドライン』が策定されました。

『手すり先行工法』とは、足場の組立時に作業床に乗る前に作業床の端となる箇所に適切な手すりを先行して設置、解体時にも作業床を取り外すまで必ず手すりが残置されているという工法の事です。
最上段でも常に外側を手すりで囲まれた状態で作業できるので、墜落する危険性が無くなります。

足場の部材を解体していきます

足場が解体されました

建物を取り囲んでいた足場が解体されました。

解体した足場の部材は、トラックの荷台に積み込み、しっかりとロープで固定します。
車で走行していると常に揺れを感じますが、貨物の揺れは段差やカーブ時の具合によっては震度4から震度7ほどにもなります。
そのためにも大きな揺れにも崩れない積み方や固定方法を実践することが大切です。
走行中に積み荷が崩れたことによる大事故のニュースはよく目にしますね。

種類ごとに隙間なく積み上げて括ります。
上下左右に係る重量を同じにすることや重心を車体全体でなく荷台の中央に調整するも大切です。
荷台への固定に使用するロープの結び方には、南京結び・輸送結び・もやい結びがあります。
ロープを結んで固定した後は、荷物を押してロープの張り具合を確認しておきます。

取り外していたカーポート屋根を取り付けました

取り外して大切に保管していたカーポートの平板屋根を取り付けました。

元通りが原則ですので、傷つけたり割ったりしないように注意深く作業を行います。

取り外したカーポート屋根はお客様が丁寧に拭き掃除されたため、新しい平板を設置したかのように工事前よりも明るいカーポートになりました。

塗装が完成した屋根と外壁をご覧ください

見てください、この変身ぶり！

ホワイト系の外壁と真っ赤な屋根の組み合わせで、とても可愛いお宅になりましたね。
お客様もこの色合を大変気に入ってくださいました。

お客様が外壁塗装をご希望されたきっかけとなった、増築部分との色の相違。
全く分からなくなりましたね。
１階部分のタイル壁とのコントラストも素敵です。
元の色より白くなり、家全体が明るくなりました。

以上で屋根と外壁の塗装工事が全て完了しました。
屋根と外壁の塗装工事をご依頼頂き、ありがとうございました。
次回、屋根のリフォーム工事をされる際にも、是非とも当店にご依頼いただきたく思います。

大きな工事になったので、ブログも長編になりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。