香芝市で築36年の瓦屋根を葺き替え工事中です。
野地板や防水紙の設置が完了し着々と工事が進んでいます。

前回は、雨漏りを起こさない屋根に仕上げるために高品質な防水紙を選び設置しました。

今回は、雨水の排水を行う谷板金を設置します。
谷板金は屋根の形状にもよりますが雨水の排水をスムーズに行うために必要です。

では工事の様子をご覧ください！！

谷板金の雨漏りリスク回避には・・・

谷板金は屋根の形状により必要になってきます。

屋根面と屋根面が凹のように窪み谷状になっている場合に取り付けら、れ屋根の勾配により必ず雨水は谷板金を通り排水されます。
谷板金は屋根の凹んだ部分にあるため目視しにくくなっています。

雨漏りの原因になりやすい谷板金ですが、点検を行うことでリスクを減らしていきましょう！！

谷板金はどんな屋根の形状に見られるのでしょうか

「谷板金」別名「谷樋」

谷板金は雨樋の機能を持ち合わせ、屋根に降った雨は谷板金に集められます。

雨水や雪を集めるように作られた部分なので、劣化が早く傷みやすい部分です。

どちらかというと寄棟や切妻のようなシンプルな家ではなくデザイン性のある屋根の形状に見られます。
入隅やドーマーがあるデザインに多く見られます！

谷板金に集められた雨水の行く末！

谷板金に集められた雨水はどこにいくのでしょうか。
軒先に設置されている横樋に排水されます。
横樋から集水マスへ堅樋へ排水されるのです。

二枚目の写真のように板金の端から雨樋へ綿密に計算され設置されています。

屋根や建物の敵は雨水です。
雨漏りを起こしてしまうと、屋根に限らず外壁や建物の耐用年数はグンと縮まり安全に快適な生活を送れなくなってしまいます。

少なくとも梅雨前や台風の季節になる前には一度点検していきましょう！！

さて、次回は屋根材であるケイミュー社のコロニアルクァッドを設置していきます。
完成までもう少しです。軽量で美しい屋根に仕上げていきましょう。
屋根の完成をお楽しみに！！