奈良市で築37年のスレート屋根のカバー工法で下屋根にガルテクトを設置していきます。

軽量で高性能なガルテクトはカバー工法に適しており、屋根やさんとしてもお勧めしている屋根材となります。

前回は、下屋根に防水紙を設置し立ち上げ部分にも注目しご説明しました。

今回は、ガルテクト設置で雨漏りしやすい下屋根を、ガルテクトを用いて雨仕舞いしていきます。

では、工事の様子をご覧ください！！

防水紙後ガルテクト設置へ

防水紙を設置し、屋根材であるガルテクトを設置してきます。

下屋根も乱葺きにて設置していきます。

大屋根よりも細かい作業が多く、面積も大きくありませんが形状が複雑な分時間も有します。

湿気が溜まりやすく蒸発しにくい状況下ですが、ガルテクトの上下左右にリブを作ったことで雨水を完全にシャットアウトしスムーズに雨水を水切り板金から雨樋へ排水します。

下屋根の隅棟にも棟板金設置

写真ではわかりずらいですが、玄関の下屋根に隅棟があり棟板金の設置を行います。

棟というと大屋根をイメージしがちですが、下屋根にも形状により隅棟が存在します。

貫板を設置し棟板金を固定していきます。

大屋根の時と工程は変わりません。

アイジー工業のスーパーガルテクトシリーズのご紹介

従来のガルテクトよりもさらに長い寿命を実現しました。

大屋根にガルテクトを設置時メリットはお伝えしましたね（まだ見てないという方はこちらから）

今回はスーパーガルテクトのラインナップをご紹介します。

今回使用したのはアイジー工業のスーパーガルテクト
カラーはSシェイドブラックです。
遮熱性鋼板と断熱性の相乗効果で断熱性能を発揮してくれます。カラーは5色あります。

他のシリーズでは、
遮熱性フッ素樹脂塗装を採用し高い耐久性を叶えたスーパーガルテクトフッ素もあります。カラーは2色です。

破損している雨樋（集水マス）

雨樋の破損を屋根の点検時に確認しました。

これでは雨樋の機能を果たしていませんね。

取り替え交換工事が必要です。全面取り替えを行います。

雨樋工事の様子は次回のブログでご紹介していきます。
お楽しみに！！