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香芝市の波型スレートの大型工場に老朽化のため点検にお伺いしました
更新日:2021年7月28日
香芝市の大型工場のお客様より建物の老朽化が気になるのでと、修繕のご依頼をいただきました。
工場や倉庫の屋根や外壁によく使用されるのが
大波スレートなどの『
波型スレート』とよばれる建築
資材です。
今回お伺いした大型工場も波型スレートが使用されていました。
今回のブログは
点検の様子から
カバー工法の準備の様子まで書いていきます。
耐用年数がとても長く、工場や倉庫によく使われている建築資材が『波型スレート
』とよばれるものです。
とても丈夫なのですが、長く使われてきただけあり、メンテナンスが必要なものも多く見かけられます。
工場や倉庫のオーナー様や定
修
、改修のご担当者様で波型スレートのメンテナンスにお悩みになってる方も多いのではないでしょうか。
2004年以前に製造された波型スレートは
アスベストが含まれており、それがさらに問題を難しくしています。
雨漏りは建物などの直接的な被害はもちろんのこと、大切な機械などの設備や商品といったものに、二次被害も
及ぼす可能性があります。
今回ご依頼いただいたオーナー様は建物の老朽化が進んでいるのがずっと気になっていたそうで
、雨漏りが起きてからの修繕では遅いと思いご連絡をくださったそうです。
早速、屋根にのぼり点検していきます。
屋根に上ってみるとルーフファンとよばれる屋根上
換気扇がありました。
ルーフファンは劣化により錆びて腐食しているため、いつ雨漏りが起こってもおかしくない様子でした。
次に屋根材の波型スレートを点検していきます。
波型スレートとはセメントと繊維を混ぜ込んだものを波の形に加圧成型して固めたものです。
大幅なメンテナンスをしなくても築50年以上の建物があるくらい、とても優秀な建材です。
耐用年数が長いだけではなく、法定不燃材であり耐火性に優れている
・遮音性の高さ
・価格・税制面での優遇など優れた特徴が多数あることから、多くの工場や倉庫で使用されてきました。
波型スレートのデメリットとしては土埃などが付きやすく汚れやすいこと
、そして2004年以前に作られたものにはアスベストが含まれていることです。
全体的に老朽化が進んでいてスレート自体がもろくなっているため、割らないように板を敷き、慎重に点検していきます。
波型スレートで雨漏りの原因となる箇所で多いのが、固定しているフックボルトの錆です。
これらが錆びてきて隙間などができてしまい、雨漏りが発生してしまいます。
今回の屋根のボルトも錆がひどくボルトを固定している穴に隙間があいてきていました。
点検が終わりオーナー様に説明していきます。
・全体的に老朽化しておりスレートがもろくなっていること
・
フックボルトが錆びて穴に隙間があいてきているため、雨漏りの危険性があること
・アスベストを含んでいるため張り替えや交換では撤去・
処分費が高くなってしまうこと
などを
説明し、撤去・
処分費のかからない
カバー工法での全面改修をご提案しました。
オーナー様もご納得下さり、工事をご依頼いただきました。
屋根カバー工法とは現在の屋根をそのまま残し、その上に新しい屋根を載せて覆う工法です。
既存の波型スレートの上に金属屋根を被せるので廃材がほとんど出ず、産業廃棄物の処分費ももとんどかかりません。
またアスベストを周囲に飛散させることなく屋根リフォームをすることができます。
施工前にこの波型スレートを留めているボルトの出っ張ている部分はカットしておきます。
次回のブログでは
新しい屋根材のリファインルーフを設置していきます。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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