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奈良市で雨漏りの瓦屋根の屋根下地がとんてもない状態になってました
更新日:2021年5月25日
奈良市で瓦屋根の雨漏りでお困りのお客様から無料点検のご依頼のご連絡をいただきました。
今回は、古い屋根材と葺き土を撤去していきます。
古い屋根を撤去することで現れた下地はとんでもない状態になっていました。
どうぞご覧ください。
屋根に上って無料点検をさせていただきました。
築58年とかなり古いため、いぶし瓦の色あせや劣化がかなり進行していました。
右面の平瓦と棟瓦は数年前に補修されたそうで、明らかに瓦の色が違っていました。
点検を進めていくうちに、雨漏りの原因の一つが棟ののし瓦のズレと漆喰の劣化であることがわかりました。
他にも飛来物による瓦の破損や葺き土の粘着力低下による瓦のズレなども見受けられました。
こちらの屋根は、桟瓦と袖瓦の間に設置された風切丸の下からなんと!植物が生えていていました。
その隙間から雨水が侵入して、雨漏りが生じている可能性もありました。
また、築年数から考えても下葺き材の防水機能はかなり低下していると考えられます。
屋根の
破風板にもかなりの劣化がありました。
この状態では、横から吹き付ける雨水を防ぐことが出来ません。
以上の結果から、屋根の葺き替え工事をすることになり、お客様のご要望で新しい屋根材も既存の屋根材と同じいぶし瓦になりました。
大棟の棟瓦を撤去しました。
漆喰が崩れ葺き土が流出してしまい、棟瓦の列がズレて隙間が生まれ、そこから雨水が侵入していました。
雨漏りしても仕方がない状態です。
続いて平瓦を撤去していきます。
土葺き工法での和瓦屋根は土の粘着力のみで瓦を固定しているため、葺き土が経年劣化することで、瓦が落下する危険性が高くなってしまいます。
また、瓦の重さに土の重さが加わるため、屋根が重くなってしまいます。
重い屋根は地震の際に重心が高く、揺れが大きくなるため、瓦屋根は地震に弱いという話になってしまいました。
瓦を撤去すると、大量の葺き土が現れました。
葺き土の重さは約80㎏/㎡です。
坪に直すと264㎏。
例えば20坪の屋根だと5280㎏!
確かに重いですね。
それより問題なのは、屋根下地に開いた穴です!
葺き土を全て撤去すると、ボロボロになった下葺き材としての杉皮や腐食した野地板の小幅板に穴が開いていました。
他の場所も
雨漏りのせいで下葺き材が劣化・腐食し、その下に同じように傷んだ野地板の小幅板が出て来ました。
点検しましたが、幸い、屋根の土台の垂木にまで腐食は到達していませんでした。
今回のブログは、瓦と葺き土を撤去して、出てきた杉皮の下葺き材と野地板の小幅板の状態を確認したところで終了です。
次回のブログもよろしくお願いします。
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