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蒲郡市にて洋風瓦を施工開始、隠れて見えなくなってしまう下地ってどうなってるの？
更新日：2025年1月22日
皆さんこんにちは。
街の屋根やさん 豊橋店です。
今回は瓦葺きに重要な下地作りについてお伝えしていこうと思います。
瓦に限らず屋根材を葺いてしまうと、下地は見えなくなってしまいます。
ですので一般の方はほとんど見る機会が無いと思います。
しかし雨漏りや結露の発生に直結する非常に重要な工程ですので、この記事で正しい知識を身につけて頂ければと思います。
屋根の下地は「垂木（たるき）」の上に「野地板（のじいた）」を張って出来上がっています。現在では構造用合板と呼ばれる畳一枚分の大きさの板状のものを用いる事が多く、厚みも１２㎜以上が基本です。 ※１２㎜以下のものは適していません。屋根の耐震性を高める役割もあります。
【関連記事】▶︎実は奥が深い野地板について学ぼう！
野地板の上に張る防水紙も屋根材が仕上がってからでは目にする事はありません。屋根用防水紙はルーフィングと呼ばれ、様々な種類があります。また非常に耐久性の高いものもあり、工事店任せにする事なく、事前にしっかりと使用されている製品を把握しておきましょう。見積書に記載があるはずなので確認出来ますよ。また記載が無い場合は必ず問い合わせしましょうね。【関連記事】▶︎防水紙の重要性とは？
【関連記事】▶︎ルーフィングの種類について
瓦葺きの際、瓦を引っ掛けるための「瓦桟（かわらざん）」という木材を打ちます。 ※瓦桟には防腐処理済みの木材を使用しています。その下に「縦桟（たてざん）」またはキズリテープを流れ方向に留めます。瓦の裏側に回ってしまった雨水を排出するために瓦桟の下に隙間を作るわけです。すると瓦桟で雨水が滞留する事なく軒先までスムーズに流れていきます。
念の為、漏水が気になる箇所は防水テープて塞ぎます。長期にわたって建物を守るために、水が侵入しては困る箇所には防水テープを張って隙間を無くします。念には念を入れて！
この後瓦葺きに作業は移るわけですが、瓦を並べてしまってからでは確認することは出来ない下地の様子をご覧いただきました。
隠れてしまう箇所ほど重要ということで、工事店任せではなくじっくりとご検討いただきたいと思います。疑問点などあればどんどん質問してくださいね。
「街の屋根やさん 豊橋店」では建物の外回り（屋根・外壁・雨樋など）のお困りごとを解決しますよ。
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