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岡崎市 ３階建てマンションの色褪せたコンクリート瓦を無料調査、必要工事は？
更新日：2024年10月11日
岡崎市にて３階建てマンションの瓦屋根を調査しました。
コンクリート製の瓦の色褪せが目立ちはじめた為、必要な工事内容と見積もりが欲しいという事でお問い合わせ頂きました。
コンクリート瓦はセメントを主成分としていて防火性、耐久性に優れた屋根材です。現在では製造しているメーカーが無くなってしまった為、製品を手に入れることが困難となっています。定期メンテナンスとして塗装工事を定期的に行わないと、表面が色褪せ苔やカビが生えることがあります。
コチラの建物はコンクリート瓦の代表「モニエル瓦」でした。表面の塗膜が防水層となっていて、紫外線や風雨などで徐々に劣化し色褪せてしまいます。屋根材自体には防水性が無いため屋根材が水分を吸収するようになってきます。水分を吸収、乾燥を繰り返すと屋根材の耐久性が落ち破損につながるケースもあります。また乾燥しないと苔やカビなどが表面に生えてしまい、見た目も悪くなってしまいます。☆関連記事はコチラ☆
モニエル瓦には「スラリー層」という防水層があり、塗装する際には古いスラリー層を綺麗に除去しないといけません。古いスラリー層が残っていると塗装しても剥がれてしまう施工不良を起こすことがあります。
屋根の端部の瓦が部分的に欠損していました。その後コーキングで補修した痕跡があるので、欠損はかなり前からのようです。廃盤品のため、補修に困ってのことと推察します。
屋根の両端部はケラバと呼ばれ、風などの影響を受けやすいため頑丈に固定しないと今回のような欠損につながります。また釘の浮き上がりなども発生するので定期的に点検も必要です。
釘打ちは建物の揺れや風などで瓦が揺れて徐々に浮き上がってきます。それを防ぐために「ステンレスビス」の使用をお勧めします。釘からビスへの交換工事も出来ますので、お問い合わせくださいね！
今回はケラバ瓦の補修と屋根塗装工事をご提案いたしました。廃盤品のケラバ瓦の補修方法については次回お伝えしますね！
「街の屋根やさん 豊橋店」では建物の外回り（屋根・外壁・雨樋など）のお困りごとを解決しますよ。
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