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豊川市 法人様の倉庫内の雨漏りを無料調査、波板の劣化が原因？！
更新日：2024年7月18日
豊川市の法人様よりお問合せ頂きました。
倉庫の屋根からポタポタと雨が落ちてきて、万が一出荷前の商品が雨に濡れる事があっては非常に困るとの事で早めに手を打ちたいとお考えでした。
製造業をされている法人様で社屋の奥に倉庫があります。仮に工事をさせて頂く事になった場合は、休日の稼働されていないタイミングで工程を組む必要がありそうです。
倉庫の入出荷スペースの屋根は波板が施工されていました。かなり緩い勾配（屋根の傾斜）が確認出来ました。
勾配には緩勾配（かんこうばい）、並勾配（なみこうばい）、急勾配（きゅうこうばい）があります。３寸以下を緩勾配、６寸以上を急勾配と定義しています。３寸勾配とは、例えば水平方向に１０ｍ行ったときに3m上がる傾斜、という事になります。６寸勾配なら１０ｍ行くと６m上がる。何となくかなりの傾斜だな、と感じてもらえると思います。【緩勾配のメリット・デメリット】
～メリット～・風などの影響を受けにくい
・並勾配、急勾配に比べて若干屋根面積が小さくなる
・落雪防止になる
～デメリット～
・ゴミや埃、落ち葉などが堆積しやすくなり屋根材の劣化が進みやすい
・水の流れが悪くなり屋根材の劣化が進みやすい
・使用出来る屋根材が限定的
【急勾配のメリット・デメリット】
～メリット～
・水の流れがスムーズでゴミや埃、落ち葉などが堆積しにくい
・小屋裏のスペースが大きくとれる
・積雪時に雪が積もりにくい
～デメリット～
・風の影響を受けやすい
・屋根面積が大きくなる（伸び率が大きい）
・施工時、メンテナンス時に屋根用の足場が+α必要となる
・施工時、メンテナンス時に作業性が悪いため施工費が割高となる
地上には点々と水が落ちてきます。幸い商品の置いてあるスペースは今のところ無事ですが、時間の問題と言ってよいでしょう。
原因は緩勾配によるごみやホコリなどの堆積。
これによってフックボルトの腐食が進みフックボルトの穴から水が落ちてくる、と思われます。
解決方法は、波板交換となります。
理由は、既存波板の劣化が進み、部分補修するにしても屋根に上がれない（既存波板が割れてしまう）事。
仮にフックボルト部分をコーキングするにしても短期的な解決にしかならない事。
が挙げられるからです。
今回は波板交換工事をご提案しました。
高所作業車を使ってのお見積りを予定しています。
「街の屋根やさん 豊橋店」では建物の外回り（屋根・外壁・雨樋など）のお困りごとを解決しますよ。
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