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豊橋市 樋に落ちたしっくいを発見、鬼瓦の周りにも剥がれがあり補修工事をご提案
更新日：2024年9月7日
豊橋市曙町にてしっくいが樋に落ちていることを心配されたお客様からのご依頼で
屋根に上がらせていただき目視にて現状調査いたしました。
お客様が言われた通り、樋の中にしっくいが落下していました。
下から見上げると、落下している箇所か確認できます。
この箇所は雀口と呼ばれ、鳥や小動物などの侵入を防ぐために漆喰を詰めて隙間を塞ぎます。
直ちに建物に重大な被害が及ぶものではありませんが、補修の必要はあります。
また、樋に異物（しっくい、枯れ葉、ごみなど）が堆積すると、うまく排水出来なくなり雨水が溢れてしまいます。
本来の樋の機能が果たせなくなり、場合によっては樋の破損にも繋がります。
続いて２階の屋根の調査です。
鬼瓦廻りのしっくいが部分的に欠落しています。
この状態ですと景観が悪いだけでなく、鬼瓦と棟瓦（半円の形をした瓦）の隙間から雨水が侵入し、鬼瓦の落下や雨漏りにも繋がる危険をはらんでいます。
棟瓦（半円の形をした瓦）は飛散しないように銅線で固定してありました。
こちらも年数が経つと緩んでいることがあります。
その場合は再度きつく固定すれば瓦が飛散しにくくなります。
銅線の固定方法には地域性があり、豊橋店周辺では写真のように千鳥に結んでいく方法が多いです。
他の地域に行くと棟瓦（半円の形をした瓦）１本１本に銅線が巻き付けてあるところもあります。
棟部のしっくいは部分的に欠けており、一部土が露出している箇所もありました。
土が露出してしまっているとそこから雨水が侵入し、雨漏りを引き起こすことがあります。
古い漆喰を撤去し、新しく漆喰を塗りなおせば美観も良くなり一石二鳥です。
今回は漆喰の補修工事と雨樋の清掃をご提案しました。
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