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光市で軒天の下地を軽量鉄骨で組み、ケイカル板を張りました
更新日:2021年5月24日
光市で屋根造作工事をさせていただいております。
前回は立平葺きで屋根材を葺く様子を紹介したので、今回は天井の下地を軽量鉄骨で組む作業とケイカル板を張る様子を紹介します。
天井仕上げ材を張っていくための下地は、軽量鉄骨で組み立てられる割とシンプルなつくりになっています。
「軽量鉄骨」とは、厚み6mm未満の鋼材のことです。
現在、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)において、ほとんどの天井が軽量鉄骨天井下地で施工されています。
木下地と比べて耐火性と施工面で優れています。
まずは天井を吊っていく部材である「吊りボルト」を設置していきます。
吊りボルトのサイズは直径約9mmになります。
吊るす天井の重量を計算して適切な間隔でしっかりと固定します。
吊りボルトの下部に、野縁受け(のぶちうけ)を取り付け、これに野縁(のぶち)をクリップで留め付けます。
「野縁」とは天井仕上げ工事において仕上げ材を張るための下地材のことで、野縁を留め付けるための部材を「野縁受け」と言います。
野縁受けの転倒防止のためクリップの向きが交互になるように留め付け固定します。
野縁受けは天井の短い方向にかけて、野縁を長い方向に渡せるようにします。
軽量鉄骨天井下地が完了しました。
野縁の高さは25mm、野縁受けの高さは38mmのものを使用しました。
吊りボルトに野縁受けを固定し、専用のクリップを使用して野縁を留め付けていくので、納まり自体は非常にシンプルな感じになります。
天井の仕上げ材を張っていきます。
仕上げ材には、ケイカル板を使用します。
「ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)」は、ケイ酸質原料、消石灰、補強用繊維、水を主材料に混ぜて練り合わせたものです。
耐火性、耐水性に優れており、軒天など様々な部分に使われています。
ケイカル板を張るためのビスは間隔が決まっているため、確認しながら慎重に張り付けます。
天井の中央部から張り始め、順次周囲に向かって張りあげます。
ケイカル板の端にビスを留め付けると割れの原因になるため、端部から10mm程度内側の位置で留め付けます。
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