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松原市の老人ホームにてベランダ防水工事【塩ビシートの絶縁工法】
更新日:2021年8月6日
こんにちは!街の屋根やさん松原店キタヤマです
今回ご紹介させて頂きますのは、松原市の某老人ホーム様にてベランダの防水工事をさせて頂きました様子をお伝え致します。
▼ご依頼のきっかけ
ベランダの表面に水たまりができ、雨漏りも発生していたためご依頼いただきました。
今回ご依頼いただきましたベランダの下地は、水分をかなり含んでおりかなり劣化しておりました。そのため、「絶縁工法(機械固定法)」という防水工事の方法をとらせて頂きました。
▼こちらの記事でわかること
・絶縁工法とは?塩ビシート防水とは?
・ベランダの劣化を放置する事のデメリット
・松原市塩ビシート防水での絶縁工法の工程
・参考価格について など
松原市の劣化したベランダの様子をご覧ください【防水工事施工前】
こちらのお写真をご覧ください。
ベランダの表面に雨水が溜まり、防水性が全く機能していない危険な状態でした。またドレン(排水口)も壊れ、雨水の排水がうまくいかない状態でした。
このまま放置していると大変なことに…。次項ではベランダの劣化を放置することのデメリットについてお話していきたいと思います。
「ベランダだから多少放置していても大丈夫だろう!」と思われている方、要注意です!
ベランダや屋上・バルコニーなどは屋外にあり雨風にさらされ劣化しやすい箇所でもあります。
屋外にあるので建物には直接関係ないと思われるかもしれません。しかしベランダ等の劣化は屋内の雨漏りの原因にもなりますので放置は厳禁です。
▼雨漏りを引き起こすベランダの劣化症状
・表面の色褪せ→防水性の低下
・防水層のひび割れ、膨らみ、剥がれ等の
隙間から雨水が侵入
・ドレンの詰まり
・勾配不良 などが原因
では、どのようにしてメンテナンスをしたらよいのでしょうか?ご説明していきます。
塩ビシート防水での絶縁工法(機械固定法)ってどんなベランダ防水工事?
塩ビシート防水でのベランダ防水工事は主に
・密着工法
・絶縁工法(機械固定法)があります。
✓密着工法
密着工法は名前の通り、防水層をベランダの下地に密着させる工法です。工期も短く費用も絶縁工法に比べ安く抑えることができるメリットもありますが、既存の下地が激しく傷んでいる場合は施工できないというデメリットもあります。
✓ 絶縁工法
絶縁工法は防水層を直接下地に密着させずに施工する工法です。下地と塩ビシートが密着していないので湿気の押上げによる膨らみや浮きが発生する心配もありません。
下地が激しく傷み水分を含んでいる場合でも施工することができ、耐久性にも優れているため長期的にメンテナンスが不要な工法です。
しかし密着工法に比べ工事が複雑になるため工期も費用も負担は増えてしまいます。
✓今回は下地が傷んで水分を含んでいたので絶縁工法を選びました!
今回の松原市の老人ホーム様はベランダの下地が激しく傷んでおり実際に雨漏りも起きていたため絶縁工法(機械固定法)でのベランダ防水工事をさせて頂きます。
ベランダの状態・お客様のご予算ご要望・今後の耐久性を考え施工方法を考えていきます。
では実際のベランダ防水工事の様子を見ていきましょう😊
まずは既存の下地を清掃していきます。水たまりになるような箇所は補修し下地調整もしていきます。
この際、汚れや埃などを綺麗に除去し下地調整をしてから防水工事をするのとしないのとでは、その後の仕上がりや防水性は大きく変わってきます。
絶縁シートを敷いて固定金具(ディスク)を取り付けます
清掃と下地調整が終わりましたら絶縁用シートを敷いていきます。
絶縁シートは防水層と下地を直接密着させないために設置され、水分を含んだ防水層の膨れを低減し、下地の亀裂や振動などに影響されないようにするため設置されます。
シワやたるみに気を付けながら丁寧に施工していき、ジョイント部分にはテープでしっかりと貼り付けていきます。
そしてその上から固定金具(ディスク)を打ち込んでいきます。
塩ビシートを敷いていきます 塩ビシート防水ってなに?
絶縁シートの設置が終わりましたら、次は塩ビシートを敷いていきます。
立ち上がり部分もしっかりと接着していき、ビス止めもしました。ビスと外壁の隙間はコーキングで埋め徹底的に隙間をなくしていきます。
Q:塩ビシート防水ってなに?
塩化ビニル樹脂系シートのことで、耐水性・耐火性に優れ、日光や紫外線の影響にも強い防水シートです。(15~20年)
日光や紫外線の影響にも強いことから耐久性にも優れ、その優れた耐久性から長期的にメンテナンスが不要なシートとされています。
塩ビシートと塩ビシートの隙間にも注意が必要です。せっかく設置した塩ビシート防水の隙間から雨水が侵入してしまっては意味がないですよね。
シートが重なる隙間にはUシールという特殊な溶剤を使って密着させていきます。これで雨の侵入の心配はありません😊
そして、固定金具(ディスク)を設置した部分には熱での融着をしていきます。
この固定金具を設置した部分以外は下地と密着していないので空気の層ができています。
また、ドレン(排水口)も壊れていると冒頭でお話させて頂きました。
ドレンとは、ベランダに降り注いだ雨水を受け止め樋へ流すという重要な役割があります。このドレンが劣化し今回のお宅のように損傷してしまいますとスムーズな雨水の排水が出来ず、雨漏りの原因にもなります。
そこで改修ドレンを行っていきます。
✓改修ドレンとは?
改修ドレンとは既存のドレンに新しいドレンを被せて補修する方法です。
筒状にした塩ビシートをドレンに差し込みます。(1枚目写真)その後、目皿を設置し完成です!(2枚目写真)
松原市にてベランダ防水工事(塩ビシート防水での絶縁工法)完成しました😊ご依頼頂きありがとうございました!
▼お客様の感想
ベランダがとても綺麗になりその後雨漏りもなくなりました!依頼してよかったですありがとうございました。
▼参考価格について
今回ご依頼頂きました老人ホーム様
113,000円(下地処理、端末立ち上がり処理、改修ドレン含む)
絶縁工法
9000~11000円/㎡
密着工法
8000~1000円/㎡
松原市の老人ホームにてベランダ防水工事【塩ビシートの絶縁工法】まとめ
▼まとめ
・ベランダの劣化による建物の雨漏りが多い
・防水工事には密着工法と絶縁工法
・下地が傷んでいたので絶縁工法を実施
・ベランダの劣化を放置せず定期的なメンテナンスをおすすめ!
✓お気軽にご相談ください♪
街の屋根やさん松原店では、屋根のことはもちろんベランダや屋上・バルコニーなどのご相談も喜んでお受け致します。お気軽にお問合せくださいね😊
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