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屋根の各箇所の名称!知っておけば役に立つ屋根の名称
更新日:2021年5月27日
屋根の各箇所!知っておけば役に立つ屋根の名称
一言で屋根と言っても、各部分ごとに様々な名称があり、聞いた事のある名称もあれば、初耳という名称もあるとおもいます。
基本的には、そこまで知らなくても大丈夫なのですが・・・
しかし、屋根の修理を依頼しようと思った時に、直してほしい部分の名称がうまく伝わらなかった、という経験はありませんか?
また、屋根工事を依頼した後の現場調査や打ち合わせの際に、業者が専門用語ばかりでよくわからならなかった、という話もよく聞きます。
ある程度知っておけば大丈夫な屋根の名称を役割と共にご説明しておきます。
正確にはもっと細かい部位まで名称がありますが、代表的な、部位を選んでいます。(まずはこれだけ覚えておけば大丈夫という)
屋根は細かい部分が複雑に合わさる事で形成されています。
そのため、全体ではなくどこか一部分が劣化しても、その箇所が原因で雨漏りが発生するということも珍しくありません。
屋根の部位の名称を知っておく事は、工事を依頼する際や万が一の屋根のトラブルの際に、業者とやりとりあがスムーズになります。
調査の際はどの部分が傷んでいるのか、どうしてその工事が必要なのかを聞くようにしましょう。
屋根の各部分の名称を知っているという知識が役に立つはずです。
※まずは棟です。
勾配のついた屋根の、一番高い部分を棟(むね)といいます。
つまり、建物において2つの傾斜した屋根が交わりあっている部分を棟と呼びます。
また、頂上部に水平に置かれてる部材の事を棟木といいます。
建物によっては棟がいくつかある場合がありますが、その中で一番高い位置ににある棟は、他の棟と区分けるために大棟と呼びます。
根の繋がっている部分の中で、名前の通り「谷」になっている箇所を「谷(たに)」と呼び、そこにできた窪みに設置する通水路は谷樋と呼ばれます。
谷は屋根の雨水を流すという重要な役割を持っていますが、水の通り道という性質上、雨漏りが発生しやすい箇所です。
古い住宅では、谷を形成する素材として銅板が多く使われていましたが、経年による劣化で穴が空き、そこから雨漏りが発生したという事例も多い箇所です。
※雨樋
屋根から地上、もしくは下水へと雨水を導くものを「雨樋(あまとい)」といいます。
また、水平な部分は軒樋、垂直な部分は縦樋と呼ばれます。
昔は樋に使用される素材は亜鉛鉄板が主流でしたが、現在では塩ビが主流となっています。
長期間放置すると落ち葉などが詰まりやすく、そうなると本来の役目を果たさなくなってしまうで、定期的に掃除をしてあげると良いです。
※ケラバ
切妻屋根や片流れ屋根の住宅で、雨樋が付いていない端の事を「螻羽(けらば)」と呼びます。
屋根の形状がわからない方はこちらをご覧ください。
「屋根の代表的な形状と特徴」
あまり見慣れない漢字で、カタカナで表記される事が多いです。
ケラバには、雨の吹込みの防止や、日当たりの調整という役割があります。
雨樋が付いていない部分をケラバと呼ぶのに対して、雨樋がついている部分は軒先と呼ばれます。
※破風・破風板
淀の下部に付けられており、屋根の妻側に山形に付けられた板の事を「破風(はふ)・破風板(はふいた)」といいます。
「風を破る」という名前の通り、元々は屋根裏への風の侵入を防止するための板として取り付けられていました。
家へ雨の吹き込みを防ぎ、下地の腐食を防ぐ役割も持っており、現在ではデザイン性の高い、板金加工した破風板が取り付けられる事が多いです。
※軒・軒先
屋根の端部分の、外壁から出っ張った部分の事を「軒(のき)」「軒先(のきさき)」といいます。
厳密に言うと、外壁から出っ張っている部分の中で、雨樋が付いた地面に対して平行になる屋根の端が「軒」で、雨樋が付いていない地面に対して傾いている屋根の端が「ケラバ」になります。
ちなみに、軒や軒先、ケラバは部位の名称ではなく場所の名称なので注意しましょう。
役割はケラバと同じで、雨の吹込みの防止や日当たりの調整です。
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