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滋賀県大津市荒川で雨漏りした和瓦の屋根から金属屋根へ葺き替え工事を行いました
更新日:2021年10月15日
皆様、こんにちは!
街の屋根やさん滋賀大津店です!
今回は以前雨漏り調査を行いました、滋賀県大津市荒川U様邸の現場の様子をお伝えいたします。
前回の雨漏り調査の様子は
こちらをご覧ください。
それでは屋根葺き替え工事の施工工程と注意点をご覧ください。
屋根の葺き替え工事は、作業が高所な場所になります。
その際は基本足場を組み立てます。
※足場の架設は必須な作業ですが、足場を架設できない集合住宅や、勾配が少ない住宅の場合架設できない場合もあります。
足場を組み立てるのは、職人さんの安全面だけではありません。
それは施工の質、作業効率の向上の為、施主様の為でもあります。
職人さんの安全面は屋根工事を行う為(屋根の軒先の雨樋)等屋根の端の作業等かなり危険な作業な為。
施工の質、作業効率は職人さんの安全面も考慮する事で、最高のパフォーマンスが発揮できます。
屋根工事や外壁塗装の工事では、砂埃や汚れ(瓦降ろしや高圧洗浄)の飛散などで、
近隣トラブルを引き起こす可能性があります。
近隣トラブルを引き起こすと施主様への負担ともなります。
※足場を組む際にお隣様の敷地に足場を組まないといけない場合があり、ご理解していただけないと
足場の架設が出来ない場合もあります。
足場架設後、瓦などの屋根材をすべて降ろしていきます。
※この際に砂埃などが舞ってしまう為細心の注意を払います。
屋根材(瓦、葺き土)をすべて降ろすと普段は目に見えない防水シートが見えてきます。
雨漏りはこういった屋根の下地の劣化により引き起こっています。瓦のズレや漆喰の劣化を長年放置していると内部が劣化、雨漏りに繋がります。
既存の下地の上に新しい下地(野地板)を貼り付ける前に、
胴縁を設置していきます。
胴縁は新しい下地材を固定させるために設置するのですが、
そのまま下地を張り付けてしまうと、屋根材を固定するには不安定な為、新しい垂木(たるきとは、既存の野地板を支える木材)を設置し強度を高めています。
※胴縁を設置せずに施工する
業者も居てますので、ご注意を。
胴縁を設置し、野地板を張り付けていきます。
野地板のリフォーム工事には、張り替えと重ね張りがあります。
野地板が全く機能していない場合は張り替えが必要ですが、
野地板の撤去などの費用が発生し、野地板の張り替えはかなり高額です。
既存の野地板がかなり劣化している場合以外は、野地板の重ね張りが主流です。
屋根すべてを支える屋根下地の事を、野地板(のじいた)と言います。
野地板も防水シートと同じく経年劣化が原因で、雨漏りの影響を受ける箇所です。
雨水が屋根内部に入り込み野地板を腐食させます。
野地板には、構造用合板を使用します。
合板の厚さで強度が左右されますが、12㎜の構造用合板が適切です。
屋根の下地(野地板)は普段は目に見えない箇所なので、使用する合板は適切な物か業者に確認しましょう!
野地板を張り付け完了後、防水シートを張り付けていきます。
実はこの防水シート(ルーフィングシート)はかなり重要な建材です。
仕上げ材(屋根本体)と同様で防水シート(ルーフィングシート)は下葺き材(したぶきざい)と言われるほど重要なのです。
住宅の屋根の雨水の侵入対策として雨仕舞があります。
一次防水、二次防水の構造で雨水の侵入をブロック!しています。
一次防水とは、屋根材(瓦や棟)の防水の事を言います。
しかし一次防水では、瓦のズレ、漆喰の劣化、棟瓦棟板金の飛散など様々な劣化や
雨の降り方は自然な為予測できない降り方をした場合、内部に雨水が侵入してしまいます。
その一次防水を抜けてきた雨水の侵入を阻止するのが、
二次防水、防水シート(ルーフィングシート)という事です。
この防水シートも耐用年数があり、10年~20年で劣化し始めます。
屋根の下地材に雨水が浸透する前に、点検をおすすめします。
新規ガルバリウム鋼板の屋根材を設置していきます。
棟板金の箇所に、貫板(ぬきいた)を設置していきます。
この貫板はこの後施工する、棟板金を固定する為の重要な建材なのです。
棟板金を設置していきます。
棟板金は先ほどの貫板を覆うように施工していきます。
繋ぎ目にはコーキングで止めていき、隙間が発生しない様にします、この際に使用するビスはサビに強いステンレスを使用します。
棟板金は台風などの自然災害の影響を受けやすい箇所になります。
屋根の1番頂上にある為風や雨の影響を受けやすい為です。
またよく聞く棟板金の飛散は先ほどのサビにくいビスを使用するに繋がります。
雨に晒される屋根材、留め具がサビてしまうと抜けやすくなってしまうのです。
また隙間が生じてしまうと、内部の貫板が腐ってしまい留め具が抜け、
棟板金の飛散に繋がってしまうのです。
棟板金を設置が完了したら、屋根の葺き替えは完了です。
屋根の雨漏り点検で、屋根の野地板の劣化、雨漏りの症状、屋根材の状態で葺き替えました。
屋根材が新しくなり、耐震性などが向上しました!
屋根の点検を定期的にすることで劣化の進行はかなり左右されます。
葺き替え工事は高額な工事の為、施工出来ない方も居てると思います。
しかし住いの劣化は進行していきます。
早い対応で最小限の工事で済むケースもございます。
お住いの点検、メンテナンスはもうお済でしょうか??
いつも住んでいる家、実は私達人間と同じなのです。
人間や車は定期的に、健康診断や車検などで点検、メンテナンスを行っています。
また病気の早期発見で手術ではなく、薬で直るケースも!!
お家も同じです!故障個所、劣化箇所の早期発見で最低限の被害、工事で済みます!
お気軽にお住いの事ならご相談ください。
・ご相談・家屋診断・お見積もりは無料です!!
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