ホーム > 四日市市|屋根板金の落下をきっかけに考えた「これから15~2…
四日市市|屋根板金の落下をきっかけに考えた「これから15~20年」の住まいのメンテナンス
更新日:2026年9月18日
「屋根の板金が落ちてきたのですが、一度屋根を見てもらえませんか?」
今回、四日市市のお客様からこのようなご相談をいただきました。
屋根から板金が落ちてきたとなれば、驚かれるのは当然です。
「まだ大丈夫だと思っていたのに……」
そう感じられる方も少なくありません。
今回のお客様のお住まいは築23年。
約8年前に屋根と外壁の塗装をされており、お話を伺っていても、ご主人様・奥様ともにお家を大切にされていることが伝わってきました。
そんな中で「突然起きた、今回の『板金騒動』。」
まずは現在どのような状態なのかを確認するところから始まりました。
建物全景写真 :四日市市で屋根板金の相談をいただいた住宅の外観
現地調査を行うと、寄棟形状の屋根の東面軒先に取り付けられている水切り板金が外れていました。
一部はすでに落下し、残りの部分は雨樋に引っ掛かっている状態です。
「水切り板金」とは、屋根に降った雨水が建物内部へ入り込んだり、 想定していない場所へ流れたりしないよう、雨水を適切な方向へ導くために取り付けられる金属部材です。
今回は、その板金が本来の位置から外れてしまっていました。
さらに、カラーベスト屋根から流れてくる雨水を雨樋へ正常に排水しにくい状態になっていました。
「カラーベスト」とは、住宅の屋根などに使われるスレート系の屋根材です。 ここでお客様から、
「このままの状態で、お家はどのようになってしまうのでしょうか?」
とのご質問がありました。
もちろん、建物の状態は屋根の形状や傷み具合、雨の当たり方などによって変わります。
ただ、屋根からの雨水を本来の排水経路へ導けない状態を長期間放置すると、 雨水が想定外の場所へ流れ、軒先や外壁など周辺部分に水が回る原因になる可能性があります。
そのため、板金が外れたままの場合は、 雨が降るたびに本来とは異なる位置へ雨水が流れる可能性があります。 すぐに建物全体が傷むという意味ではありませんが、長期間その状態を続けることはおすすめできません。
屋根軒先 :東面軒先の水切り板金が外れている状態
雨樋に引っ掛かった板金 :外れた水切り板金が雨樋に引っ掛かっている状態
ご主人様と奥様が迷われた「どこまで直せばいいの?」
今回のご相談で印象に残っているのが、ご主人様と奥様からいただいたこの質問です。
「修理だけでいいのでしょうか?」
「もう一度、屋根を塗装した方がいいのでしょうか?」
「それとも、もうカバー工法をする時期なのでしょうか?」
これは、実際に屋根の不具合が起きたとき、多くのお客様が悩まれるところではないでしょうか。
板金が外れたからといって、必ずしも屋根全体を工事しなければならないわけではありません。
一方で、築23年という建物の年数や、これまでのメンテナンス状況を考えると、 「壊れた板金だけを直して終わり」とするのが本当にお客様の希望に合っているのかを考える必要もあります。
そこで今回は、
・板金部分を修理する方法
・屋根を再塗装する方法
・屋根カバー工法を行う方法
それぞれについて、どのような工事になるのか、メリット・デメリットを含めてお話ししました。
「こちらが一番いいです」と最初から決めつけるのではなく、それぞれの方法を知っていただいたうえで、 ご主人様と奥様に考えていただく時間を持っていただきました。
そして最後に、
「今後、弊社で工事をさせていただくのであれば、ご連絡ください。」
とお伝えし、この日の現地調査を終えました。
カラーベスト屋根 :既存カラーベスト屋根の状態を確認する現地調査
後日いただいたのは「見積もりをお願いします」のご連絡
現地調査から後日、お客様からご連絡をいただきました。
「見積もりをお願いしたいです。」
そこで、ご相談いただいた内容をもとにお見積もりを作成し、ご提示しました。
その後、数日が経ってから改めてご連絡をいただき、
「工事をお願いしたいです。」
とのお返事をいただきました。
ご主人様と奥様のお仕事のお休みに合わせて、工事のお申し込みをさせていただきました。
今回、お申し込みいただいた工事は、
屋根ガルテクトによるカバー工法
雨樋の取替
外壁塗装
ベランダ防水
です。
屋根と雨樋 :カラーベストから雨樋へ流れる雨水の排水状況を確認
「早く板金を直したい」だけではなかったのだと思います
今回のご相談では、屋根板金が落下している状況でした。
そのため、まずは早急に修理したいというお気持ちもあったことと思います。
しかし、お話をしていく中で見えてきたのは、「目の前の板金」だけではなく、これからの住まいを考えることでした。
「これから、この家にどれくらい住み続けたいのか。」
「今後15~20年、できるだけ安心して暮らすにはどうしたらいいのか。」
そのことまで、ご主人様と奥様は考えておられました。
屋根だけを直して終わりにするのか。
屋根のメンテナンスを行うのなら、外壁はどうするのか。
雨樋は今のままで大丈夫なのか。
ベランダの防水についても、この機会に考えておいた方がよいのか。
一つの屋根トラブルをきっかけに、住まい全体を見直すことになりました。
カラーベスト屋根 :既存カラーベスト屋根の状態を確認する現地調査
今回のお申し込みでは、ガルテクトによる屋根カバー工法を行うことになりました。
屋根カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を施工する方法です。
今回使用する予定の「ガルテクト」は、金属製の屋根材の一つです。
既存屋根を活かしながら新しい屋根を重ねるため、一般的な葺き替え工事とは施工方法が異なります。
ただし、カバー工法はどんな屋根にもできるわけではありません。
既存屋根の状態や下地の状況、屋根形状などを確認したうえで、 適した工法なのかを判断する必要があります。
今回も、最初から「カバー工法ありき」でお話をしたわけではありません。
お客様が迷われていた「修理・塗装・カバー工法」という選択肢を一緒に整理し、 その中から今後のお住まい方を考えて決めていただきました。
外観写真 :屋根・外壁・雨樋・ベランダのメンテナンスを検討する住宅
今回ご依頼いただいたのは、屋根工事だけではありません。
雨樋も新しく交換する予定です。
屋根から流れてくる雨水を受け、適切に排水する雨樋は、屋根と同じように住まいを雨から守る大切な部分です。
また、外壁は塗装工事を行い、ベランダは防水工事を行う予定です。
築23年のお住まいをこれからも長く使っていくために、 それぞれの場所を別々に考えるのではなく、 今後のメンテナンス時期も含めて全体を考えた計画となりました。
もちろん、一度に複数の工事を行うことには費用面での負担もあります。
だからこそ、「壊れたから全部工事しましょう」という考え方ではなく、 お客様がこれからどのくらい住み続けたいのか、 今後どのようにお家を維持していきたいのかを伺うことが大切だと考えています。
外壁 :築23年の住宅で外壁の状態を確認する現地調査
ベランダ :ベランダ防水の状態を確認する現地調査
お家のメンテナンスには「正解が一つ」ではありません
今回のお客様とのお話を通して、改めて感じたことがあります。
屋根の板金が落ちたからといって、すべてのお客様に同じ工事が必要になるわけではありません。
「今回は部分修理で十分」というケースもあります。
屋根の状態によっては塗装という選択肢を検討することもあります。
そして、建物の年数や屋根材の状態、今後の住まい方によっては、 カバー工法や葺き替えを検討することもあります。
大切なのは、「今、何が壊れているのか」だけではありません。
「この先、この家とどう付き合っていきたいのか」
そこまで考えて工事を選ぶことだと思います。
今回、ご主人様と奥様が選ばれたのは、目の前の板金だけを直す方法ではなく、 この先15~20年のお住まいを見据えたメンテナンスでした。
これから始まる工事では、 屋根カバー工法、雨樋取替、外壁塗装、ベランダ防水と、それぞれの工程を一つひとつ丁寧に進めていく予定です。
工事が終わったときに、
「今回、きちんと考えて工事をして良かった。」
と思っていただけるように。
そして、これから先もご家族が安心して暮らせる住まいになるように。
今回のご相談をきっかけに始まった工事を、最後まで丁寧に進めていきたいと思います。
屋根から突然板金が落ちてきたとき、驚きや不安から「とにかく早く直さなければ」と考えてしまうかもしれません。
もちろん早めの確認は大切です。
ただ、そのときこそ少し立ち止まって、
「今回、どこまで直すのが自分たちの家に合っているのだろう?」
と考えてみることも大切です。
私たちは、必要以上の工事をおすすめするのではなく、 お客様のお住まいの状態と、これからの暮らし方を一緒に考える「住まいの相談相手」でありたいと考えています。
今回の四日市市のお客様のように、 「修理だけ?塗装?カバー?」と迷われている方も、 まずは現在のお住まいの状態を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
Q. 屋根板金が落ちた場合、まず何をすればいいですか?
A. まずは落下した板金をそのままにせず、現在の屋根や雨樋の状態を確認することが大切です。板金が外れた原因や周辺の劣化状況によって、部分修理で対応できる場合もあれば、屋根全体のメンテナンスを検討する場合もあります。自己判断で屋根に上がるのは危険ですので、専門業者に状態を確認してもらうことをおすすめします。
Q. 屋根の板金が外れた場合、すぐ屋根全体を工事する必要がありますか?
A. 必ずしも屋根全体の工事が必要というわけではありません。外れた場所の状態や既存屋根の劣化状況を確認し、部分修理、塗装、カバー工法などから適した方法を検討することが大切です。
A. 既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を施工する方法です。ただし、すべての屋根に適用できるわけではないため、既存屋根や下地の状態を確認して判断します。
Q. 築23年の屋根は塗装とカバー工法のどちらがいいですか?
A. 建物の状態や既存屋根の種類、これまでのメンテナンス履歴、今後どのくらい住み続けたいかによって選択肢は変わります。今回のお客様には、それぞれの方法のメリット・デメリットをご説明し、今後15~20年を考えてカバー工法を選択していただきました。
A. 必ず交換が必要というわけではありません。雨樋の劣化状況や屋根からの排水状態などを確認し、交換・部分修理などを検討します。今回は屋根工事と合わせて雨樋も交換することになりました。
A. もちろんです。「板金が外れた」「雨樋から雨水があふれる」「屋根の塗装時期が分からない」など、気になることがあればご相談ください。まず現在のお住まいの状態を確認し、必要な工事や選択肢を一緒に考えることが大切だと考えています。
「街の屋根やさん四日市店」を運営する株式会社匠ホーム は、 2005年創業(法人設立2015年)の屋根・外装リフォーム専門店です。
四日市市を中心に、いなべ市・桑名市・鈴鹿市 など三重県北部エリアで 年間100件を超える施工実績を誇り、国家資格保有の職人 が現地調査から施工管理まで一貫対応しています。
保有資格:
一級かわらぶき技能士(厚生労働大臣認定)
一級建築板金技能士(厚生労働大臣認定)
一級塗装技能士(厚生労働大臣認定)
屋根修理・葺き替え・漆喰補修・雨樋交換・外壁リフォームまで幅広く対応し、 施工内容に応じて最長で数十年の保証 をお付けしています。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane@takumi-home.biz
株式会社匠ホーム
〒512-0911
三重県四日市市生桑町339−4
三重県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-iganabari@aihome-ai.com
アイホーム株式会社
〒518-0441
三重県名張市夏見3153番3
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。