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【四日市市】屋根から生えた草が教えてくれた住まいのSOS|本日、棟瓦葺き替え工事の足場を組立
更新日:2026年6月17日
棟瓦工事前に設置した安全足場
屋根から生えた一本の草が、住まいを守るきっかけになりました
本日、四日市市にて棟瓦葺き替え工事のための足場組立を行いました。
明日からはいよいよ棟瓦の撤去作業へ入っていきます。
今回のお客様とのご縁は、
約1か月半前の一本のお電話から始まりました。
「屋根から草が生えているので見てもらえませんか?」
初めてお話を伺った時、
屋根から草が生えている場合、
見た目以上に内部で問題が進行しているケースがあります。
屋根から草が生えている。
一見すると少し不思議な光景かもしれません。
しかし
屋根工事に携わる私たちからすると、
それは住まいが発している重要なサインなのです。
本日は工事初日ということで、
足場組立の様子とともに、
この工事が始まるまでの経緯や、
屋根から草が生える本当の理由について
お話ししたいと思います。
四日市市で棟瓦葺き替え工事のため足場作業中の様子
足場組立後の様子
4月末、お客様からご連絡をいただきました。
「屋根の上に草が生えている。」
実際に現地へお伺いすると、
和瓦屋根の棟部分から複数の草が生えていました。
草の高さはそれほど大きくありませんでしたが、
棟瓦をよく見ると明らかにズレが発生している状態でした。
屋根は毎日見ているようで、
実際にはほとんど見ることがありません。
そのため、
「何かおかしいな」
という違和感に気付いた時には、
すでに内部で問題が進行しているケースも少なくありません。
今回もまさにそのような状態でした。
屋根から草が生えている棟瓦の状況①
屋根から草が生えている棟瓦の状況②
詳しく調査を進めると、
以前に他社様で面戸漆喰の補修工事が行われていることが分かりました。
ここで少し専門用語を解説します。
面戸漆喰(めんどしっくい)とは?
棟瓦と屋根瓦の隙間を埋める白い仕上げ材のことです。
見た目を整えるだけでなく、
内部への雨風の侵入を防ぐ役割があります。
しかし施工方法によっては注意が必要です。
本来、
棟内部へ侵入した微量の雨水は
自然に排出される構造になっています。
ところが今回の屋根では、
漆喰によって排水経路が塞がれた状態となっていました。
その結果、
棟内部に雨水が溜まり続けていたのです。
お客様だけでなく、
点検時によくいただく質問があります。
「なぜ屋根から草が生えるのですか?」
実は理由はとてもシンプルです。
棟内部に雨水が溜まる
↓
風で運ばれた土やホコリが蓄積する
↓
鳥が運んできた種子が入り込む
↓
水分があるので発芽する
↓
草が成長する
という流れです。
つまり屋根の上に小さな植木鉢ができているような状態なのです。
さらに怖いのはここからです。
草は成長すると根を伸ばします。
その根が棟内部で広がり、
のし瓦を少しずつ押し上げてしまいます。
棟瓦内部に雨水が滞留し「ズレ」てしまった瓦屋根状況
以前補修された漆喰面戸
のし瓦とは
棟を構成する平たい瓦のことです。
棟部分には何段もののし瓦が積み重ねられています。
今回の屋根では、
こののし瓦が草の根の成長によって押され、
ズレが発生していました。
最初は数ミリのズレでも、
数年かけて徐々に広がり、
やがて雨漏りや棟崩壊の原因になることもあります。
草は見えている部分だけが問題ではありません。
本当に怖いのは見えない根の部分なのです。
明日の棟瓦撤去工事を控えた施工現場①
明日の棟瓦撤去工事を控えた施工現場②
そして本日。
工事の第一歩となる足場組立を行いました。
「棟瓦だけなら足場はいらないのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし安全な工事を行うためには足場が非常に重要です。
特に棟瓦葺き替え工事では、
・既存棟瓦の撤去
・廃材の搬出
・新規材料の搬入
・高所作業
が伴います。
無理な体勢で作業を行えば、
職人の安全だけでなく施工品質にも影響が出ます。
私たちは
「安全な現場こそ良い工事につながる」と考えています。
そのため
今回も落下防止対策を兼ねて足場を設置しました。
工事が始まる前の準備段階ですが、
とても大切な工程のひとつです。
先日、
お客様と改めてお話しする機会がありました。
その際、
「実は前からお店の前を通るたびに気になっていたんです。」
とお話しくださいました。
さらに、
「近くに屋根屋さんがあるなら一度相談してみようと思って電話しました。」
ともおっしゃっていただきました。
インターネットで簡単に業者を探せる時代ですが、
地域に根付いて営業しているからこそ生まれる安心感もあるのだと改めて感じました。
また保険会社へも相談されましたが、保険金は一部のみの認定だったそうです。
それでも、
「しっかり工事してくれそうだったのでお願いしました。」
とお言葉をいただきました。
この一言は私たちにとって本当に嬉しい評価です。
価格だけではなく、
説明内容
提案内容
工事への姿勢
を見ていただけた結果だと思っています。
本日の足場組立で準備は整いました。
明日からはいよいよ棟瓦の撤去作業です。
解体して初めて分かる内部の状態もあります。
どれだけ土が溜まっているのか。
どの程度まで草の根が広がっているのか。
下地に傷みはないか。
しっかり確認しながら工事を進めてまいります。
また工事の様子はブログでご紹介させていただきますので、ぜひご覧ください。
今回のきっかけは
「屋根から草が生えている」でした。
しかし、
その裏では
棟瓦のズレや排水不良という問題が進行していました。
住まいも人と同じです。
大きな病気になる前には、
小さなサインを出してくれます。
・屋根から草が生えている
・瓦がズレている
・漆喰が落ちている
・強風後に何か気になる
そんな時はお気軽にご相談ください。
小さな異変に早く気付くことが、
大切なお住まいを長持ちさせる一番の近道です。
Q1. 屋根から草が生えていたら必ず工事が必要ですか?
必ずしも大規模工事になるとは限りません。ただし何らかの不具合が発生している可能性が高いため、一度点検をおすすめします。
草は結果として現れている症状です。原因となる雨水滞留や棟内部の不具合を改善しなければ再発する可能性があります。
既存の棟瓦を撤去し、内部下地を整えたうえで新しく棟を組み直す工事です。棟の耐久性や防水性を向上させることができます。
経年劣化、地震、強風、雨水の影響、草の根の成長など様々な要因があります。
職人の安全確保と施工品質向上のためです。安全な作業環境が良い工事につながります。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane@takumi-home.biz
株式会社匠ホーム
〒512-0911
三重県四日市市生桑町339−4
三重県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-iganabari@aihome-ai.com
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