工事のきっかけ

みなさま、こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です！

本日は、福岡市中央区で実施した瓦屋根の葺き替え工事をご報告いたします。

「屋根の劣化が気になって、リフォームを考えています。」とご相談いただきまして、調査を行いました。
屋根瓦には苔やカビが目立ち、谷板金には落ち葉がたまり、なんと雨樋からは雑草まで生えていました。
重い瓦から軽量の屋根に葺き替えたいとのことで、葺き替え工事の屋根材や費用、スケジュールなどをご案内しました。

【葺き替え工事とは？】
葺き替え工事とは、既存の屋根材を全て撤去して下地から屋根全体を新しくする工事です。
屋根のリフォームを考えているという方は、以下の記事を参考に葺き替え工事をじっくりご検討ください。
▼屋根葺き替えの事例と費用をご紹介！カバー工事とどちらがおすすめ？

前回までのブログ▼
・福岡市中央区で「軽量化で災害対策」のため瓦屋根調査、苔とカビ、草まで生える状態を確認
・福岡市中央区にて地震に強い軽量屋根への葺き替え工事にともない朽ちた屋根瓦を撤去

工事の様子

防水シートの敷設

今回は、防水シートの敷設工程をメインでお伝えしていきます。

写真は、屋根の下地に防水シートを敷いた状態を撮影しました。
防水シートとは、その名の通り、屋根の「防水」を司るとっても重要な部材です。
雨水の浸入を防ぎ、住まいを雨漏りから守ってくれています。
屋根材や下地材が問題なくても、この防水シートが傷んでいると雨漏りにつながってしまいます。

今回使用している防水シートは、アスファルトと合成ゴム・合成樹脂でできた「改質アスファルトルーフィング」です。
通常のアスファルトルーフィングに比べ、耐久性が高いのが特徴で、温度変化に強く、伸びや曲げといった柔軟性、収縮性に優れています。
耐用年数は約20年と長く、種類によっては60年以上の寿命を持つものもあるんですよ。

雨漏りを防いでくれる重要な役割を果たす防水シートについては、以下の記事で詳しく解説しております。
屋根の葺き替え工事では必ず新しく施工する部材ですので、工事をされる方は合わせてご確認くださいませ。
▼雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介

防水シートは、雨濡れ厳禁のデリケートな部材です。
強風で捲れたり、飛散物で傷がついたりすることももちろんNGです。
防水機能を損なわないために、防水シートを敷いた後は、しっかりと保護しておく必要があります（写真1枚目）。
防水シートの敷設が終わると、続いては、屋根材を固定するための桟木（さんぎ）と呼ばれる角材を設置していきます（写真2枚目）。

葺き替え工事は、まだまだ続きます。
老朽化していた瓦屋根がきれいに生まれ変わるまでの工程をぜひ最後までご覧ください！
屋根の葺き替えは、街の屋根やさん福岡西店にお気軽にご相談ください！