福岡市・糸島市を拠点に屋根リフォーム・修理・防水工事を専門に行っている街の屋根やさん福岡西店です！

今回は、糸島市にお住まいのお客様から「煙突のある三角屋根から雨漏りがしている」というご相談を受け、現地調査を実施しました。

煙突付きの屋根はデザイン性が高く魅力的ですが、雨漏りリスクが高くなりやすい特徴もあります。この記事では、煙突付き三角屋根の雨漏りの原因と効果的な対策について詳しく解説します！

煙突付きの三角屋根の住宅からなぜ雨漏りが発生したのか？

お客様の住宅は、急勾配の切妻屋根（三角屋根）に煙突が設置されていました。
今回の調査では、煙突周辺から雨水が侵入し、室内の天井部分に雨漏りが発生していることが確認されました。

■ 雨漏りの主な原因

1. 煙突周囲のシーリング材の劣化
   煙突と屋根の接合部分のシーリング材がひび割れや剥がれを起こし、そこから雨水が侵入していました。

2. 屋根材の劣化・破損・漆喰のひび割れ
   長年の紫外線や雨風の影響で、スレート瓦や漆喰が劣化し、ひび割れや剥がれが発生。雨水の浸入経路になっていました。

3. 谷板金の劣化
   煙突周辺に設置されている谷板金（屋根のつなぎ目の金属板）がサビや変形を起こし、防水性能が低下していました。

切妻屋根（三角屋根）の特徴と雨漏りリスク

■ 切妻屋根の特徴

• シンプルでスタイリッシュなデザイン
• 勾配があるため排水性が良い（雨や雪が流れやすい）

しかし、煙突や天窓などの開口部があると、そこから雨水が侵入するリスクが高まります。

■ 雨漏りの主な原因

• 煙突周辺のシーリング材の劣化
  → シーリング材の硬化・ひび割れが雨漏りの原因に。

• 屋根材のひび割れ・剥がれ
  → 紫外線や雨風で劣化し、ひび割れ・剥がれが発生。

• 谷板金のサビ・変形
  → 谷板金が劣化すると防水機能が低下。

• 施工不良やメンテナンス不足
  → 定期的な点検やメンテナンスがされていないと、劣化が進行します。

煙突のある屋根、雨漏り対策に必要なもの

煙突からの雨漏りを防ぐためには、劣化箇所の早期発見・修繕が重要です！以下の対策で雨漏りリスクを大幅に軽減できます。

■ 1. 煙突周囲のシーリング材の点検・補修

• シーリング材のひび割れや剥がれを点検。
• 劣化している箇所はシーリングの打ち直しや補修を実施。

■ 2. 屋根材の交換・補修

• 瓦やスレートのひび割れ・欠けは部分補修または交換。
• 劣化が進んでいる場合は、カバー工法や葺き替え工事を検討。

■ 3. 谷板金の交換・補修

• サビや変形した谷板金は新しい板金材へ交換。
• ガルバリウム鋼板などの耐久性が高い素材を使用。

■ 4. 煙突専用の雨仕舞工事

• 防水カバーや防水板金を設置し、雨水の侵入を防止。

■ 5. 定期的なメンテナンス

• 5年に1回を目安に、屋根全体の点検・メンテナンスを実施。
• 劣化箇所を早期発見・補修することが重要です！

煙突周辺の雨漏りは早めの対策が重要です！

今回は、煙突のある三角屋根からの雨漏りについて、原因と対策をご紹介しました。

煙突付きの屋根はデザイン性が高く魅力的ですが、防水対策が不十分だと雨漏りリスクが高まります。

■ 煙突からの雨漏りを防ぐポイント

• シーリング材や谷板金の定期点検・補修
• 屋根材の交換・メンテナンス
• 煙突周辺の防水処理（フラッシング施工）

街の屋根やさん福岡西店では、煙突周辺の雨漏り修理や屋根全体の防水対策まで、最適なプランをご提案します！