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我が家の屋根はすでに廃盤?廃盤の屋根材「セメント瓦」のメンテナンス方法を解説
更新日:2025年1月15日
福岡市・糸島市を拠点に屋根リフォーム・修理・防水工事を専門に行っている街の屋根やさん福岡西店です!
今回は、かつて多くの住宅で使用されていたセメント瓦の特徴や、現在における適切なメンテナンス方法について詳しく解説します。
セメント瓦はすでに廃盤となっていますが、今も多くの住宅で使われており、正しい知識と適切なメンテナンスがとても重要です!
セメント瓦とは?かつて人気だった理由
セメント瓦は、1970年代〜1980年代に多くの住宅で使用された屋根材です。
セメントと川砂を主成分としており、型に流し込んで成形・硬化させた瓦です。
陶器瓦や和瓦と比較して施工費用が安価だったことが、当時の人気の理由でした。
- セメント瓦が人気だった理由
・施工費用が抑えられる
陶器瓦に比べ、製造コスト・施工費用が安価。
・断熱性・遮音性に優れる
厚みがあるため、断熱・遮音・遮熱性が高い。
・耐火性に優れる
川砂を使用しており、耐火性にも強みがある。
※現在は、軽量で耐久性の高い「ガルバリウム鋼板」などの屋根材が普及し、セメント瓦は生産終了となっています
メリット
- 断熱性・遮音性・断熱性に優れている
- 耐火性が高い
- デザインのバリエーションが豊富
デメリット
- 吸水性が高く耐久性が低い
- 苔やカビが発生しやすい
- 飛来物に弱い
- 定期的なメンテナンスが必要
我が家のセメント瓦は劣化してる?劣化したセメント瓦の見分け方
主なセメント瓦の見分け方
- 塗膜の剥がれ
雨水を吸収しやすくなり、雨漏りのリスク増加
- 色褪せ
紫外線や雨風で防水性能が低下
- 苔やカビの発生
防水性が失われているサイン
- 瓦のひび割れ、欠け
放置すると、雨漏りに直結
- 塗膜の膨れ、剥がれ
防水性能が著しく低下
■ 1. 部分補修
- コーキング材や防水テープで応急処置。
- 同じ瓦の入手が困難なので、早めの対応が重要。
■ 2. 屋根塗装(10年ごとが目安)
- 高圧洗浄で苔やカビを除去。
- 割れや欠けを補修後、屋根全体を防水塗装で保護。
■ 3. 屋根の葺き替え工事
- 30〜40年以上経過している場合や、劣化が進行している場合は葺き替えが最適。
- ガルバリウム鋼板や軽量金属屋根へ葺き替えることで、耐震性・耐久性が向上。
■ アスベスト含有の可能性
1970〜1980年代のセメント瓦には、アスベストが含まれているものがあります。
瓦が割れたり削れたりすると、有害な粉塵が飛散する危険性があります。
■ アスベスト含有瓦の対策
- 専門業者による調査・検査の実施。
- 葺き替え工事は、アスベスト対応ができる業者に依頼。
セメント瓦の劣化は放置しないで!早めのメンテナンスがカギ!
セメント瓦は、かつて多くの住宅で使用された屋根材ですが、防水性や耐久性の低下が起こりやすいため、早めのメンテナンスが必要です。
■ セメント瓦のメンテナンスポイント
- 塗膜の剥がれ・ひび割れは早めに補修!
- 10年ごとの塗装メンテナンスが重要。
- 劣化が進行しているなら、葺き替え工事を検討。
街の屋根やさん福岡西店では、セメント瓦の点検・修理・葺き替え工事まで一貫対応いたします。
大切なお住まいを守るために、まずはお気軽にご相談ください!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail fukuokanishi.main@machiyane.com
株式会社セプテット
〒814-0111
福岡県福岡市城南区茶山1丁目4−45


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