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福岡市西区の雨漏りにお困りの方へ|ベランダの焦げで雨漏りが発生した住宅を調査
更新日:2025年12月19日
こんにちは!
街の屋根やさん福岡西店です。
ベランダを焦がしてしまった!DIYで直したが雨漏りしている。
雨漏りの相談で最も多いのは「屋根」ですが、実はそれと同じくらい、あるいはそれ以上に私たちプロが警戒している場所があります。
それが「ベランダ」です。
先日、福岡市西区の一軒家にお住まいのお客様より、切実なご相談をいただきました。
「玄関の天井から水が垂れてきて、大きなシミが広がっているんです。心当たりはあるのですが……」
現場に伺った私たちが目にしたのは、誰にでも起こり得る「不注意」が、家の寿命を縮めかねない深刻な事態へと発展していた姿でした。
今回は、その雨漏り調査の全容と、意外と知られていないベランダ防水の真実について詳しくお伝えします。
「まさかここから?」玄関天井に広がる不気味な茶色のシミ
玄関に入ってすぐ、私たちはその被害の大きさに驚きました。
家の顔である玄関の天井に、直径30センチを優に超える「濃い茶色の雨染み」が、まるで等高線を描くように重なって広がっていたのです。
「雨が降るたびに、ポタポタと水が落ちてきて……。バケツを置かないといけないくらいでした」と。
ここで注目すべきは、シミの色が「茶色」であることです。
これは雨水が単に通り抜けてきたのではなく、天井裏の梁(はり)や柱といった重要な木材を腐らせ、その木の成分(アク)を溶かし出しながら落ちてきている証拠です。
この茶色のシミは、いわば「お家の悲鳴」なのです。
調査で判明した「焦げ穴」と、DIY補修が招いた誤算
雨漏り箇所である玄関の真上には、立派なベランダがありました。
床を確認すると、一箇所に黒く焦げた跡があり、お客様がご自身でコーキング材(防水パテ)を塗って補修された形跡がありました。
「少し目を離した隙に、不注意で火のついたものを落としてしまったんです。すぐに消したのですが、穴が空いてしまって。恥ずかしくて自分で直してみたのですが、やっぱりダメでしたね……」
お客様が感じられていた「後ろめたさ」や「後悔」。
私たちはそのお気持ちを痛いほど理解しています。
しかし、ベランダの構造を知ると、なぜDIY補修が難しかったのか、その理由が分かります。
何もせず、まずはプロに相談してください。 コーキング剤(パテ)を塗ってしまうと、後でプロが本格的な修理をする際に、その補修材を削り取る作業(追加費用)が発生することがあります。また、水の通り道を変えてしまい、予想外の場所から雨漏りすることもあります。
雨漏りはDIYでは直らない!なぜ「表面」を埋めても水は止まらないのか?
ベランダの床は、単なる板ではありません。
「プライマー(接着剤)」「防水層(FRPやウレタン)」「トップコート(保護塗装)」という、複数の層が重なって一つの「防水システム」を作っています。
焦げによってこの層が貫通してしまうと、表面だけをパテで埋めても、「層の隙間」に入り込んだ水が横に広がり続け、ダムが決壊するように建物内部へ溢れ出してしまいます。
プロは表面を埋めるのではなく、層全体を一体化させる「再生」の工事を行うのです。
意外かもしれませんが、ベランダは屋根よりも雨漏りリスクが高い場所だと言われています。
その理由は3つあります。
屋根は急な傾斜で水を逃がしますが、ベランダは人が歩くために、水が流れるギリギリのわずかな傾斜しかありません。
そのため、少しでもゴミが溜まったり防水が弱まったりすると、水がいつまでも滞留し、侵入しやすくなります。
ベランダには、出入りするための大きな窓(サッシ)や、手すりの壁があります。
これらの「異素材が重なる部分」は、地震や熱による家の動きで隙間ができやすく、そこが雨漏りの入り口となります。
落ち葉や泥が排水口を塞ぐと、ベランダはあっという間に「プール」になります。
本来水がかからない高さまで水位が上がることで、防水されていない壁の裏側から水が回ってしまうのです。
「ベランダのメンテナンスなんて考えたこともなかった」とおっしゃる方がほとんどです。
しかし、ベランダの防水機能は消耗品です。
表面が色褪せたり、ひび割れたり(クラック)してきます。
この段階で塗り替えれば、費用は最小限で済みます。
床を歩いた時に「ポコポコ」と浮いている感じがしたり、深いヒビが入ったりしている場合は、防水層のやり直しが必要です。
✅物理的な衝撃や焦げで「層」が壊れた場合は、築年数に関わらず即座に専門家の処置が必要な「緊急事態」です。
| 物件の状況 | 福岡市西区の一軒家。玄関天井の大きな茶色の雨染み。 |
| 原因 | ベランダの焦げ穴。DIY補修で水の逃げ場を塞いでしまい、被害を拡大させていた。 |
| リスク | 放置すれば、玄関の天井が抜け落ちるだけでなく、湿気を好むシロアリを呼び寄せ、建物全体の資産価値を大きく損なう恐れがあります。 |
街の屋根やさん福岡西店では、調査・見積もりは完全無料です。 福岡市を中心に地域密着で活動していますので、どんな些細な不安でもお気軽にお電話ください。
賃貸アパートのベランダなのですが、相談できますか?
もちろんです!オーナー様や管理会社様からのご相談も多くいただいております。入居者様の生活を守るため、スピーディーに対応いたします。
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