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福岡市早良区の屋根の劣化にお悩みの方へ|屋根塗装の施工不良、失敗の原因を調査
更新日:2025年11月22日
✅福岡市早良区の屋根の劣化にお悩みの方へ|屋根塗装の、失敗の原因を調査こんにちは!
街の屋根やさん福岡西店です。
今回ご相談いただいたのは、福岡市内の3階建住宅にお住まいのお客様です。
お客様は4年前に他社で屋根塗装によるリフォームを実施されていましたが、
「塗装をしたばかりなのに、もう屋根がボロボロに見える」
「すぐに劣化してしまい不安だ」という強いお悩みを抱えていらっしゃいました。
屋根リフォームは、通常、建物を10年~15年守るための重要なメンテナンスです。
それがわずか4年で再劣化してしまうというのは、施工内容に何らかの問題があった可能性を示唆しています。
屋根調査を実施しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
お客様のお悩みと物件情報:塗装リフォーム後の再劣化
| 物件情報 | 福岡市早良区の3階建住宅、スレート屋根 |
| リフォーム経験 | 4年前に他社にて屋根塗装を実施 |
| お悩み | 塗装後、すぐに再劣化を感じて不安 |
お客様からのご依頼を受けて、早速現地にて屋根調査を実施しました。
その結果、複数の原因が判明しました。
4年前に塗装したとは思えないほど、屋根全体の塗膜が広範囲にわたって剥がれ落ち、色褪せが激しく進行していました。
これは、下地処理(高圧洗浄やケレン)が不十分であったか、塗料の選定や希釈率に問題があったなど、
施工不良の可能性が高いことを示しています。
塗膜の劣化だけでなく、スレート屋根材自体の欠けや割れが複数箇所で確認されました。
特に棟板金付近や複雑なドーマー周りの角部分で目立ち、雨水の侵入経路を形成していました。
3階の天井裏や天井の隅部分に、
雨水が染み込んだ跡(シミ)を確認しました。
これは、すでに屋根内部で雨水が侵入している、雨漏り寸前、あるいはすでに微細な雨漏りが発生していることを示しています。
調査をさらに進めた結果、前回の塗装リフォームの際に、スレート屋根のメンテナンスで絶対に欠かせない工程である「縁切り」が適切に行われていなかったことが判明しました。
これは、今回の雨漏り兆候に直結する、最も深刻な施工不良です。
スレート屋根の塗装工事において、「縁切り」は防水機能を維持するために必須の工程です。
スレート屋根材は、水を下に流すために重ねて葺かれていますが、その重なり合った隙間に雨水や結露が溜まります。
この溜まった水分をスムーズに排出させるために、塗装後に屋根材の重なり目に意図的に小さな隙間(縁)を作る工程が縁切りです。
塗料が経年劣化したスレートの隙間に流れ込み、そのまま硬化すると、排出路となる隙間が完全に塞がれてしまいます。
雨が降ると、水が溜まったままになり、毛細管現象や水圧によって水が屋根材の下(防水シート側)へ逆流し、
雨漏りを引き起こします。
今回の雨漏り兆候は、早期に劣化した塗膜だけでなく、この縁切り不足による水の逆流が大きな原因であると考えられます。
お客様は塗装リフォームをされましたが、ここで重要なのは屋根塗装の役割の限界です。
屋根塗装は、あくまで屋根材の「表面を保護し、美観を回復させる」ためのメンテナンスです。
塗料はスレート材の防水性や耐久性を回復させますが、屋根の下地や防水シートの劣化を直すことはできません。
根本的な雨漏りは、塗料で表面を塞ぐのではなく、瓦やスレートの下にある防水シート(ルーフィング)や下地を補修・交換する、葺き替えやカバー工法といった工事でのみ解決できます。
✅今回の雨漏りの兆候は、すでに塗装の限界を超えていることを示しています。
スレート屋根の一般的な寿命は20年~30年程度ですが、物理的な割れや欠け、そして前回の工事の失敗が重なると、その寿命は著しく短くなります。
また、屋根塗装は延命治療にしか過ぎず、屋根の寿命を伸ばすことはできません。
屋根に以下のような劣化症状が見つかったら、屋根塗装では解決できません。
塗装で隠せない、物理的な割れや欠け、そして縁切り不足による水の浸入こそが、建物の構造を傷つけ、修復が困難になる前に対応すべき深刻な劣化症状です。
今回の福岡市の事例は、「安いだけの塗装工事」が、かえって建物の寿命を縮め、雨漏りという深刻な事態を招きかねないことを示しています。早期の塗膜劣化と雨漏り兆候は、前回工事の失敗と屋根材の寿命が複合的に重なっている可能性が高いです。 雨漏りが進行する前に、専門的な知見を持つ業者による正確な診断が必要です。
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塗装後すぐに剥がれてしまうのは、塗料のせいですか?
塗料自体の問題である可能性もありますが、多くの場合は「下地処理の不備」が原因です。高圧洗浄で古い汚れや塗膜を十分に除去できていなかったり、下塗り材(プライマー)の選定や塗布が不適切だったりすると、塗料がスレート材にしっかり密着せず、早期に剥がれてしまいます。
縁切りが行われていない場合、どうすればいいですか?
塗装後であっても、屋根材の重なり目にタスペーサーという部材を挿入したり、カッターなどで塗膜を切る「手作業による縁切り」を行う必要があります。これを「後縁切り」と呼び、雨水の逆流を防ぐために必須の処置です。ただし、自己判断せず専門業者にご相談ください。
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