雨漏り調査のきっかけ

みなさま、こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です。

本日は、糟屋郡新宮町で実施した駐車場の雨漏り調査のご報告です。

お客様宅は、1階が駐車場、2階が住宅という「掘り込みガレージ」の戸建て住宅で、ガレージの天井から雨漏りが発生していました。
現地調査では、雨漏りの原因や経路を確認するため、コンクリート製のガレージ部分はもちろん、真上に位置する庭や住宅の基礎なども含めて入念に確認しました。

調査の結果を踏まえ、鉄筋コンクリートの耐久性をしっかりと維持し、将来的な雨漏りの再発を防ぐため、雨漏りの原因に応じた修理のご提案をさせていただきました。

雨漏り調査の結果

掘り込みガレージの天井に大きな雨染みが確認されました。
外観からは雨漏り箇所を特定しにくいのですが、このような雨染みは、雨水が浸入している可能性がある箇所を示す重要な手がかりです。
雨染みの状況から、雨水が内部を通って駐車場天井に到達していることが確認され、雨漏りの原因特定に大きく役立ちました。

住宅下の掘り込みガレージへ降りる階段に設置された丸穴は、階段にたまった雨水をスムーズに排出する役割を果たしています。
雨水が適切に排水されない場合、階段やガレージ内に水がたまり、雨漏りやコンクリートの劣化につながる可能性があります。

通常は、駐車場の上（庭）にある排水口を通じて、庭に降った雨水が建物内部に浸入しないよう排水されます。
しかし、排水口周辺の詰まりや勾配の不具合がある場合には、雨水が掘り込みガレージや住宅内部に流れ込む原因となることがあります。

コンクリートでも雨漏りのリスクはある

鉄筋コンクリート造は、表面のコンクリートが雨水を防ぎ鉄筋を保護する構造となっています。
しかし、ひとたび雨水が内部に浸入すると、目に見えない経路を通って建物内部を流れることがあります。
外観だけでは雨漏りの状況を判断することは難しく、確実に原因を把握するには専門的な調査が欠かせないのです。

今回のように、住宅が上に建っている「掘り込みガレージ」では、雨漏りによって鉄筋やコンクリートにダメージが及ぶこともあり、早期に補修を行うことが重要です。

また、コンクリート造の雨漏りは数日で乾燥してしまうため、木造のように梁や野地板の雨染みを手がかりに原因を特定することができません。
そのため、必要に応じて散水試験や赤外線調査などの精密調査を行い、雨水の経路を確認した上で、原因に合わせた適切な補修を実施します。

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家の下が駐車場になっている掘り込みガレージで、コンクリート外壁の雨染み、雨垂れが気になっていませんか？

特に今回のような掘り込みガレージは、目に見えない部分で雨漏りや劣化が進む場合があります。
異変に気づいた今こそ、建物の安全性や耐久性を考えたメンテナンスを検討するタイミングです。

「雨漏りかも？」「症状は出ていないけど心配」と思った方は、ぜひ一度、街の屋根やさん福岡西店までご相談ください。
点検・調査・お見積もりは無料で承っております。
丁寧な点検・調査の上、お住まいの状況に合った最適な工事プランをご提案いたします。