こんにちは、街の屋根屋さん高崎店です。
今日は、高崎市にお住いの、築４５年のH様邸の息子さんからのお問い合わせをいただき、屋根瓦葺き替え工事見積もり、現地調査にお伺いしました。
その時の様子を紹介します。

２階居室から屋根を確認しましたら、セキスイかわらUです。
今は、製造中止になっています。
屋根、外壁は、お家の中でも一番紫外線や、風雨の影響を受ける部位です。
今回のお宅は、経年劣化、粗悪材も有って大分傷んでいます。

メーカーも製造最初は品質が低い事が分らず販売しましたが、施工後１５年程度経過した現場から不具合の問い合わせが多数あり調査後、製造、販売停止になりました。
耐久性や性能が劣る屋根材です。これらの材料は、長期間の使用に耐えられず、雨漏りや風による損傷の原因となることがあります。粗悪な屋根材を使用すると、建物全体の価値が下がる可能性もあるため、屋根のリフォームや新築時には、信頼できるメーカーや材料を選ぶことが重要です。

具体的には、以下のような点に注意が必要です：

1. 耐久性: 天候や環境に対する耐性が低い。
2. 施工性: 施工が難しく、仕上がりが悪くなることがある。
3. コスト: 初期費用が安い場合でも、長期的にはメンテナンスや交換が必要になることが多い。

屋根材を選ぶ際は、品質や評判を確認し、専門家の意見を参考にすることをお勧めします。何か具体的な質問があれば、お気軽にお知らせください。

お客様が、クラック（割れている部分）補修がコーキングで補修してありますが、今となっては無意味になってしまいました。
私が、撮影の為に、屋根に乗ったらミシミシと割れてしまいました。（すみません）それくらい脆くなっていました。
葺き替えの提案は、ガルバニュウム鋼板の、縦葺きと、横葺きの２種類が有りますが、今回は縦葺きをお勧め予定です。
縦葺きをお勧めす理由は、勾配が少し緩いので、横葺きよりも、雨の流れがスムーズで不具合が出にくいからです。