入間市 建物診断で雨漏りなどの点検依頼 メンテナンスを希望 築14年のお宅
更新日：2021年9月22日
こちらは築14年のお宅です。
今のお家の状態を確認して、必要なメンテナンスをおこないたいとのご相談をいただきました。
さっそく建物診断にうかがいました。
全体的には、それほど目立った汚れや傷みはなさそうですが、詳しく点検をおこなっていきます。
まずは高所カメラで屋根の状態を確認していきます。
スレートの屋根です。
かなり色あせが進んでいます。
苔が付着しているところも確認できます。
新築時よりも色が薄くなってきたなと感じたら、紫外線による塗膜の剥がれが進んでいるサインです。
塗膜が剥がれてしまうと防水性がなくなってしまうので、早めに対策をおこなわなければ屋根材はどんどん脆くなってしまいます。
続いて外壁です。
サイディングの外壁目地のコーキングが、隙間があいてしまっているところがあります。
弾力性のあるコーキングが劣化して起こる症状ですが、放置期間が長くなるとさらに傷みが進みます。
隙間から剥離、欠落と深刻度も上がります。
コーキングの本来の働きである、雨の侵入を防げなければ下地を腐食させてしまったり、雨漏りの原因にもつながっていくので、こちらも早めの補修でコーキングの役割を回復させることが大事です。
別の目地コーキングです。
やはりこちらも隙間が確認できます。
コーキングは寒暖の差があるときや地震の際に、外壁材が伸縮する動きをクッションのように受け止めて外壁材同士が緩衝しないようにする役割もあります。
いずれにしても、コーキングの持つ柔軟性があってこその働きなので、劣化による硬化は建物を守れなくなっているサインですので、見逃さないように注意しましょう。
コーキング以外では、外壁が汚れと色があせはじめていることが確認できました。
大きな不具合や雨漏りに発展する前に、メンテナンスをおこなっておくと建物の回復もほぼ完全に戻すことができます。
メンテナンスの時間も費用も抑えられるのが最大のメリットですね。
点検と調査の結果、今回は屋根カバー工事、外壁塗装、外壁目地コーキングの打ち替え、付帯部塗装、ベランダ防水工事を施工することになりました。
次回は、高圧洗浄の様子をお伝えしていきます。
台風の多い時期となりました。
お住まいの不具合は待ってはくれません。
だからこそご相談はお早めに、街の屋根屋さん所沢店にお任せください。
雨漏りなどの緊急性を要する不具合なのか、すぐに工事を着工しなくてもとりあえずの応急処置でも問題がないのかをご提案させていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせください。
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