
群馬県高崎市で、スレート屋根を降ろして、防災陶器瓦に替えるリフォームです。
更新日:2019年3月18日


ルーフィング敷きが終わったら、次の工程は瓦桟木の打ち付けになります。現在の屋根は、土葺き工法に変わって引っ掛け桟工法が主です、この工法では、瓦は釘で桟木に確実に固定されるために、地震による落下の被害が大きく低減して、耐震性能は優れたレベルに達してうます。瓦桟木が緑色に見えるのは、しっかりと防腐材処理がしてある証拠ですね。瓦桟木は、瓦の固定に大事な役割なので、防腐処理をしてあるものを使うのを、オススメします。

縦の野縁(ケラバ瓦を留め付ける)と瓦桟木の間にある板金は、ケラバ水切りと言ってとても重要な役割のある板金です。瓦の切妻屋根の場合、ケラバ際は、平瓦の上にケラバ瓦を被せて雨仕舞いをします(平瓦と一体になる、一体袖瓦と言う工法もありますが、それはまた今度紹介します)。その為に、ケラバ際の葺き始めと葺き終いの平瓦は、となりの瓦と縁が切れてしまう為、このケラバ水切りで防水処理をします。

軒先水切りを取り付けてる様子です。軒先水切りは、下葺き材の下に、取り付けます。野地の上にのる方には、5mm程度の返しが付いていて、ルーフィングから回ってきた雨水を、野地に回ることがなく、軒樋に導いてくれる、大事な役割をしてくれる、水切り板金です。野地上に返しのついていないときは、軒先水切りの上に、両面の防水テープをはり、ルーフィングと軒先水切りを密着させて、雨水の侵入を防ぎます。
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