窯業系の破風から破風板金に変えました。使用した破風板金はトーコーさんの鼻隠し板金と軒下隠し板金を使用しました。写真は鼻隠し板金です。軒天に咬ませられるような形状になっていて少しでっぱっているのは雨樋を付けた時にすき間ができないようになっています。ポリカネートの純正の軒金具が15ｍｍ出で鼻隠し板金のでっぱりが12ｍｍ出ているのでほぼすき間ができません。軒下隠し板金は屋根の野地を隠すようにL字のような形状になっています。鼻隠し板金に軒下隠し板金を重ねるように取り付けを行います。雨水が破風にまわった時に破風板に雨水がまわらないようにしているんですね。破風板に雨水がまわってしまうと鼻隠し板金から雨水が抜けないので軒天材や破風板の劣化に直結してしまいます。