広島県坂町の皆さん、こんにちは。

坂町のＯ様より、ベランダの屋根から雨漏りして困っているとご相談を頂き、
現地調査にお伺いしました。

O様宅は、中古でご自宅を購入されたようでしたが、購入してからメンテンスや点検も行ったことがなかったので、せっかくなので屋根全体を調査して欲しいとの事でした。

まずは、どのような状態だったのか、詳細を一緒にご覧ください。

広島県坂町　O様邸　ベランダ雨漏りの調査

広島県坂町のO様邸は車の通りが少ない道路沿いに立地しておりました。
しかし、車を停めるスペースが近くになかったので、少し離れた場所に車を停めてお伺いしました。

このように、現地調査時には必ず車がお客様のご自宅近くに停められるとは限らないので
訪問日時以外に、以下の事は必ず確認させて頂きます。

①雨漏りしている場所は家の1階か2階か
→長いハシゴが必要か、脚立で間に合うか。
②車が家の近くまで行けるか、または駐車スペースがあるかどうか

「雨が降って、すぐに雨漏りするのではなく、時間が経ってから隙間から雨が落ちてくるんです」

O様のお話では、写真のモルタル軒天（壁から出ている屋根の裏側）と軒先の板金材の隙間から
雨水が落ちてくるようです。
恐らく、なにかの原因で屋根上から浸水した雨水が軒先に溜まり、雨漏りしているのではないかと
推測しました。

何が原因か、屋根に上がってさらなる調査を行いました！

屋根に上がって、雨漏りの原因を調査します

雨漏りの基本は、雨漏りしている真上・その周辺箇所・その箇所から水上側と雨水が流れを遡るように調査していきます。

先程のベランダの屋根面に破損している瓦を発見しました。瓦の平たい部分が割れていることもあり、このような状態であれば瓦の下に浸入し、防水紙が破れていれば雨漏りします。

念の為、周囲を確認していくと、棟になる箇所とケラバ部（屋根面の端）の重なる箇所には、しっくいを塗り防水性を高めますが、しっくいが削れて隙間ができていました。
この隙間を通って棟の中に浸入して雨漏りに繋がる恐れがあるので、こちらも修繕の必要があります。

軒樋の受金具が腐食。さらにモルタル外壁も大変なことに。

こちらは、雨漏り箇所とは別の軒樋ですが、樋を支える金具が錆びてきており、
さらに、モルタル外壁に固定されているはずの金具がモルタル外壁の一部が剝がれている事で
金具自体も強度が下がり、金具ごと剝がれそうになっていました！


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今回は広島県坂町のベランダの雨漏りから調査を行いましたが、結果　屋根の各部の劣化も発見され
中でも樋に関して危険な状態にありました。

お客様には、雨漏り修理の為のご提案に加えて、樋の状態から樋を新設する工事もご提案させて頂きました。
「樋に何か詰まっている」ぐらいにしかお客様は思っていなかった様子でしたが、状況をお伝えし大変驚かれて
いました。

また、今回はベランダの屋根からの雨漏りでしたが、ベランダ内部からによる雨漏りも発生することがありますので、こちらの記事も是非ご覧ください。

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街の屋根屋さん広島呉店では、今回のようにベランダからの雨漏りだけでなく、樋工事のご相談も承っております。
「どうしよう？」と思われたときは、”相談したい”という気持の表れです。まずは、ご相談だけも承っておりますので、気軽にお問い合わせください。

勿論、ご相談により点検や見積りは無料となっております。
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