東広島市の皆さん、こんにちは。

今回は以前に屋根点検をさせて頂いたお客様から「瓦屋根の葺き替え工事をお願いしたい」とご連絡を頂き、今回は葺き替え工事の様子をご紹介したいと思います。

前回の屋根点検の様子はこちらから
東広島市　雨漏り点検による屋根診断を行いました


まず、ご近所様と転落防止用に足場工事を行い、既存の瓦を撤去する工事から始めました。

前回の屋根点検時では、凍害による瓦の破損が見られました。寒い地域では起こる現象として、瓦内部の水分が凍ってしまうことで、中から爆発したように破損してしまう状態でした。

その他にも左上の写真のように亀裂が生じている箇所もありました。その瓦を取り除くと、防水紙にはしっかりと雨の跡が残っていました。
ただ、こちらのお客様の屋根では雨漏りは発生していませんでした。

一般的な住宅の屋根は2層構造になっており、瓦・板金・シングル材・防水屋根などは、1次防水材として扱われ、その下に２次防水としての防水紙があります。
その防水紙があったお陰で、雨漏りには至ってなかったようです。

防水紙（ルーフィング）の役割について

そもそも、防水紙とは何なのかというと
先程の外からの見える屋根材の下にあって、（木）屋根下地の上に幅が1Mほどある布状のモノを指しています。

では、何故その防水紙を貼る必要があるのかというと、
そもそも屋根には様々な形があり、その為に屋根材はその屋根に合うように現場で加工・工事を行います。

その屋根材は上下左右の同質の屋根材と重なる訳ですが、数センチもしくは数ミリではありますが、隙間が生じます。
その為、毛細管現象や外的要因などにより少量ではありますが、屋根材より下に雨や結露などによる水が周ることがあります。
その雨水を防ぐ為に取付けるのが防水紙となり、必ずしも屋根材だけで雨水を防いでいる訳ではないのです。

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　関連動画　
屋根に超重要な防水紙。劣化は雨漏りに直結します

さて、防水紙の重要性がお伝えできたところで
葺き替え工事でもしっかりと防水紙を貼っていきます。防水紙は１M幅のモノが巻物状に十数メートルになっており

巻をほどきながら上下の重なり、時には左右の重なりを規定の重なりに合わせてタッカーと呼ばれるホッチキスのようなもので屋根下地に留め付けていきます。

防水紙が貼れたら次の工程で、瓦を固定する為の桟木（さんぎ）とよばれる木下地を防水紙の上に取付けていきます。

まずは、防水紙に出来上がりをその屋根に合わせて図面を書いていきます。そして、その書かれた印にあわせて墨をつけていきます。
そうすることで、その墨を目印に桟木を取付けていけるからです。

桟木を取付ける際は、工具を用いて取付けることもありますが、どの屋根下地に向かって固定してもいい訳ではありません。
屋根下地の、その下には垂木（たるき）と呼ばれる部位があり、そこにむけて釘でしっかとり固定していきます

　関連動画　
屋根の垂木（たるき）ってどこ？役割と修理

以上の準備ができたところで、屋根に瓦を上げていきます。
ここまでで、「東広島市　屋根の葺き替え工事の始まり。防水紙の重要性をご紹介します」は終了です。

これからのシーズンは暑さ対策が外での工事は重要になってきます。
「街の屋根やさん広島呉店」では、マイスター制度の中にも明記されています休憩時の飲み物などは自分達で十分に用意しており、お客様のへのお気遣いがないようにしております。
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また、コロナ対策として事業所内でのアルコール除菌やマスク着用は勿論のこと、現場入りなどでもマスクをさせて頂きます。
ただ、夏場の熱中症対策として屋根上での作業中に限ってはマスクを外すこともありますので、予めご了承ください。

屋根の葺き替え工事についてお考え中の方々へ

「街の屋根やさん広島呉店」では、ご連絡を頂くと、すぐに見積りにとりかからず、まず無料点検をさせて頂きます。
そして、お客様のお話を聞かせて頂き、ご要望をしっかりとヒアリングさせて頂きます。

その際にどのような屋根材がいいのか、足場工事に関してなどお客様のクエスチョンに対して、ご納得して頂けるように
説明させて頂きます。そして、お客様が悩まれている時などは、一切の強引な営業も行いませんので安心して下さい。

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