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呉市の雨樋から雨音がうるさく困っている⁉現地調査から雨樋工事です
更新日:2021年6月20日
呉市の皆さま、こんにちは!
今回の現場ブログは、呉市で新築から数年しか経っていないお家のお客様からお困りのご連絡を頂きました。
「大雨の時にリビングに居ると、まとまった水が落ちるような音がするので、2階の樋が詰まって樋からあふれているのではないか?」というご相談でした。
又、最近では2階寝室で就寝中にポタポタとしずくが落ちる音もするので、もしかしたら雨漏りか何かしているのかもという不安なご様子でした。
新築から数年しか経っていないのに、樋が詰まるとは周りに木が多い環境にあるのか、詳しく調査したいと思います。
その音がする場所の確認からスタートです。
最近の新築仕様という事で、総2階建ての樋は
Panasonic S30という角たてといを使用していました。
軒樋にはいった雨水は集水器にあつまり、壁つたいに固定された竪樋を通して排水されます。
その排水された先はどうなっているでしょうか。
排水された雨水は、
雨水桝(うすいます)に集められます。
お客様のお話しでは、該当する樋からの排水と、その他の排水には全くといっていいほどの量の違いがあるそうです。
つまり、何かが詰まっているのは間違いないようです。
●詰まっている場所の特定お客様の話より、2階軒樋の詰まりの可能性があるのと、もう1か所怪しい場所がありました。
それは、たてといと地面の中を通っている排水管をつなぐ「
排水管カバー」でした。
前日に雨が降っていたとはいえ、訪問時には雨が降っていなかったのですが、上記写真の排水管カバーからは少しずつ水が
あふれおり、地面の中の排水管内部で詰まっている可能性もあるかもしれないと予想しました。
一般住宅における樋は、塩化ビニール・合成樹脂・ガルバ鋼板・銅アルミステンレスといったその他の金属といった
大きく4つに分類できます。
その中でも特に塩化ビニールや合成樹脂は太陽の熱により素材自体が伸びる性質があります。
その為、地面下の
排水管いっぱいまで竪樋(たてとい)をとりつけると破損してしまうことがあるので、
排水管カバーをジョイントにすることで、樋自体の伸縮を調整する役割があるのです。
●そもそも、雨樋がないとどうなるのでしょうか。樋は、
屋根で受けた雨水を壁つたいに地面に垂れ流すと、壁や基礎部が傷んでしまうので、少しでも痛みを押さえる為にサポートしてくれる重要な役割を持っているのです。
雨樋が傷んでいることで、直接的には雨漏りにはなりませんが、鼻隠しや軒天といった周辺部位に影響を及ぼす事があるので、軽く考えると大変な事に繋がる事もありますので、是非注意しなければなりません!
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その後、
お客様と相談の上、樋詰まりの清掃と雨樋工事をする事になりました!詰まりに関しては1カ所とは限らないので、まず2階の樋詰まり場所の確認をハシゴを使って
直接といを叩いて詰まり場所を特定していきました。
次に、2階屋根にあがり軒樋・集水器を確認してみました。
目視では特に詰まったような跡はなく、恐らく集水器から下部の曲がり部分に詰まりがある可能性があると思われるので、
まず、散水してどの程度、水がながれるのか確認します!
散水すると、やはり流れが悪いものの少しずつですが、水が流れるようだったので、専用のパイプクリーナーで掃除をしてみました。
しかし、何度行っても詰まりが解消されるほどではなかったので、高圧洗浄機のパイプクリーナー用のアタッチメントを付けて試したところ、
何度目にか・・
「ゴォー」という大きな音とともに並々と軒樋にあった水がながれていきました❕
しかししかし、肝心の雨水桝にはそれほどの大量の水は流れてこなかったので、雨水桝からクリーナーを差し込んでみました。
その結果、地面下の排水管が途中、2度ほど曲がっているためにか、先に行かないところが出てきました。
長さから見て、やはり「排水管カバー」の場所でしたので、
必要最低限の交換で済むように竪樋に専用工具にて切れ込みをいれていきましたら・・
竪樋に切れ込みを入れた途端に水が出てきました。
恐らく2階軒樋の詰まり掃除を行った際に流した水が全部排水されず、溜まっていたようです。
さらに、切れ込みを入れると基礎部に勢いよく流れだし、周りが水浸しになるほど、飛び出してきました。
水が完全に出し切ってから竪樋を切断すると、見事に排水管カバーの下部から10cm近くもの詰まりが発見されました。
詰まりのものは繊維質のような茶色の物体で、何かの植物のようにも感じましたが、周りに樹々がない中で何故こうなったのかは
はっきりとは分かりませんでした。
お客様の話から、時々鳥のようなコウモリのような糞があり、その巣か何かかもしれないとの事でした。
切断した竪樋はジョイント部と新しい竪樋を取付けることで無事に終了しました。
工事後すぐに雨がふったので、確認の連絡を入れさせて頂いたら、無事に音もなく雨水桝にも流れがあったとのご報告を受けたので、
完全に終了することができました。
当初は、
建てたハウスメーカーに雨樋工事を相談したら、想定以上の金額だったそうで、思い悩んでいたところネットで当社を見つけて頂いたそうです。
今回の工事のように、家を建てた工事会社や他でとった見積もり会社では心配だという方は是非、お問い合わせください。
見積もりや点検では料金はかかりませんので、お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail hiroshimakure@11yane.co.jp
有限会社吉井瓦商店
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