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仙台市青葉区芋沢|瓦屋根葺き替え工事|瓦桟・棟金具施工から三州陶器瓦の平葺きまで
更新日:2026年5月29日
瓦桟とは、瓦がずれ落ちないよう引っ掛けて固定するための細長い下地材のことです。今回は防腐処理された瓦桟を使用し、防水シートの上へ軒先に沿って平行かつ一定間隔になるよう釘で固定しました。なお、設置間隔は瓦のサイズや施工条件によって異なりますが、一般的には225~306mm程度で施工されます。
瓦桟は、屋根面に対して横方向へ施工されるため、万が一雨水が浸入した場合、排水されにくく下地の劣化につながる可能性があります。そのため当社では、雨水を逃がす「ウォーターホール(水抜き穴)」付き瓦桟を使用しています。黄色の丸印が排水穴です。
瓦桟の施工後は、棟部分に「強力棟金具」を取り付けます。強力棟金具とは、屋根の頂上にある棟を固定するための土台金具で、後工程で取り付ける垂木(たるき)を支える役割があります。垂木とは、棟瓦をしっかり固定するための芯材です。
今回の工事では、従来のように、のし瓦を何段も積み上げる工法ではなく、耐震性・耐風性の向上と施工コストの軽減を考慮した施工方法を採用しました。棟には「7寸丸」と呼ばれる少し大きめの半丸瓦を使用し、垂木へ直接ネジで固定します。そのため、仕上がり高さに合わせた専用の強力棟金具を選定しています。
瓦桟と棟金具の設置後は、いよいよ新しい三州陶器瓦を屋根へ上げる工程です。電動ウィンチを使い、屋根の上まで安全に瓦を搬入していきます。
瓦の荷上げが完了したら、続いて「平葺き」の工程へ進みます。平葺きとは、屋根の平らな部分に桟瓦を並べて施工する作業のことです。瓦を並べるだけではなく、一枚ずつ瓦桟へステンレス釘でしっかり固定しながら丁寧に施工していきます。
ここで鉄釘を使用すると、経年によるサビで釘が膨張し、その影響で瓦が割れてしまう恐れがあります。築年数の古い建物では、当時は鉄釘で固定する施工が一般的だったため、現在見られる雨漏りの原因の一つになっているケースも少なくありません。
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