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美里町│劣化したスレート屋根にカバー工法を施工する際の雪止金具と棟板金の解体
更新日:2025年3月12日
美里町にて、カバー工法による屋根リフォーム工事の解体作業の様子をご紹介します。
現場となるのは化粧スレート(コロニアル、カラーベスト)屋根の築18年ほど経過したお宅。
こちらにお住まいのA様は「屋根がだいぶボロボロなのでリフォームをしたい」とわざわざ当店までご相談にお越しくださいました。
A様からの「費用を抑えて新しい屋根にしたい」とのご要望を踏まえ、ガルバリウム鋼板(今回はセキノ興産『ダンネツトップ4-1ワイド』使用)よるカバー工法でのリフォーム工事をご提案し、このたびの工事となりました。
屋根カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せず、
既存の屋根の上から新しい屋根材を被せるリフォーム工法です。
この工法は、
既存屋根の撤去が不要な分、工期や廃材処分にかかる費用を抑えることができます。また、屋根が
二重構造になることにより防水性や断熱性、防音性が向上するなどのメリットもあり、
費用対効果の高い工法として注目されています。
※屋根カバー工法について詳しくは→
『屋根カバー工法を行う5つのメリットをご紹介!かかる費用と日数は?』
この工法は、既存の屋根材が劣化しているが構造上の問題はない場合に特に有効です。
スレートのような平らな屋根に向く工法ですが、瓦のような凹凸のある屋根には施工できません。
こちらのA様からの要望と屋根の条件に、まさに最適の工法と言えます。
工事に取りかかる前のA様宅の屋根の状態です。
スレート屋根材に反りや浮きが見られます。
割れやヒビがありました。
スレートのリフォームには塗装工事も選択肢としてありますが、破損がある状態では塗装工事は不可能です。
色褪せやコケによる変色も目立ち、元の色が分からない状態です。
スレートは、以前アスベストを含んだものが使用されていましたが、健康被害の問題が起き、2000年前後にノンアスベスト材へ移行しました。しかし、この移行期に製造されたスレートは準備不足のままアスベストを抜いて代替品としたため、耐久性の点で劣る疑いがあるということが分かってきました。
A様のお宅のスレート屋根材は、ちょうどこの移行期の終わり頃の製品に当たると思われます。
雪止金具・棟板金・木下地の解体(ルーフィング施工のための下地作り)
カバー工法では大規模な解体は必要ありませんが、ルーフィングは既存の屋根材の上から防水シートを重ねて貼ることになります。そのため、ルーフィングの前に屋根の突起物を取り除き、屋根全体をフラットな状態に整えるための最低限の解体が必要となります。
まずは既存の
雪止金具の解体です。
解体と言っても、雪止金具はスレート屋根材を葺く際に一緒に取り付けてあるので、屋根材を剥がさないと完全には取り除くことができません。
そのため、屋根の上に出ている部分だけをサンダーで
根元から切断します。
雪止金具をきれいに解体(切断)しました。
屋根材の重なりに雪止金具の根元部分は残されていますが、パッと見では分からない状態です。
次は
棟の解体です。
棟板金とその下地である貫(ヌキ)板を解体します。
固定している釘やビス等の留め具をバールで抜いて棟板金と木下地を解体します。
雪止金具・棟金具・貫板の解体が完了したら、清掃して解体で出たゴミなどを撤去します。
屋根カバー工法では、
廃材が出るのはこれらの部分だけですので、
解体の手間と廃材処理費が節約できます。
解体前(雪止金具と棟板金を撤去する前)の状態です。
棟板金と棟下地(貫板)、雪止金具を撤去後の状態です。屋根上に突起物がなくなってフラットになり、ルーフィング施工の準備が整いました。
解体の工程はここまで。
次回は、突起物を取り除いてきれいに清掃した屋根の上にルーフィング(防水シート)を施工し、板金部材を用いて屋根材を葺く前の下地作りを行います。
街の屋根やさん仙台石巻店は、お客様のご要望や屋根の状態に応じ、お宅の屋根に最適なリフォームをご提案いたします。
屋根のリフォームをご検討中の方、
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