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仙台市太白区四郎丸 毛細管現象が原因で雨漏りした瓦屋根の葺き直し工事
更新日：2025年2月7日
葺き直し工事とは、既存の屋根材を再利用して屋根の補修を行う工事のことです。
カバー工法（既存の屋根の上に新しい屋根を施工する）とは異なり、一度既存の屋根材を取り外すため、防水シートや野地板などの下地も補修できます。
屋根材を再利用するため廃棄費用や材料費も抑えることができ環境負荷が低く外観が葺き直し前と変わらないというメリットもあります。
見た目には異常は見られませんが、瓦の下の防水シート等が劣化しているので葺き直し工事をしていきます。
はじめに、葺き直す箇所の瓦などを剥がしていきます。
瓦は再利用するため、割れたり、欠けたりしないように1枚ずつ丁寧に取り外します。
瓦を取り外してみると、瓦桟が腐ってなくなっているところがありました。
「瓦桟」とは、屋根の野地板の上に瓦を引っ掛けてビスで固定するための角材が打ち付けています。
瓦桟がないと瓦がずり落ちてしまう可能性があります。
つぎに、新しい防水シートを貼るため、瓦桟も撤去します。
葺き直す箇所の瓦と瓦桟の取り外しが終わりました。
防水シートの状態を確認してみると、釘穴や亀裂がありました。
穴や亀裂があると防水機能を果たせず、雨水が染み込んでいきます。
次に、新しい防水シートで覆い、ハンマータッカー（ホチキスのような機能を持つ工具）を使って貼り付けていきましす。
防水シートの上に、瓦を引っ掛けて固定するための「瓦桟」を打ち付けていきます。
瓦の大きさに合わせ等間隔に取り付けます。
防水シートも瓦桟も新しいものになったので、瓦の下に雨水が浸入しても雨漏りの心配はなさそうです。
下地の施工が完了したので撤去した瓦を戻していきます。
葺き直し工事は、瓦を再利用するため廃材が出ず廃棄や材料の費用を抑えることでき、環境にもいいですね。
取り外した瓦を全て戻し終えたので、葺き直し工事の完了となります。
新しい防水シートにより防水機能も改善したので、瓦の下に雨水が浸入しても雨漏りも防いでくれます。
また、腐食した瓦桟も取り替えたため、瓦のズレや落下の心配もなくなりました。
雨漏りでお困りの方、街の屋根やさん仙台石巻店にお気軽にご相談ください！
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