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石巻市南境│解体した蔵の野地板の増し張り・ルーフィング(葺き替え工事②)
更新日:2022年2月4日
前回の工事では
土瓦と、下葺き材の杉皮・瓦桟の解体までが完了しています。
瓦がズレた部分は野地板に
穴が開いていたため、部分的に
野地板を張り替えました。
野地板の増し張り
通常の葺き替え工事ですと、既存の屋根材を解体したら新しいルーフィング材を施工し、新しい屋根材を葺きます。
しかし、こちらの蔵の屋根の場合、野地板の経年劣化もあり、不陸調整(凹凸がある面を平らにならすこと)や補強が必要です。
そこで、今回の葺き替え工事では、野地板にラーチ合板を増し張りした後からルーフィング施工を行います。
ラーチ合板とは?
増し張りとは?
不陸調整と屋根下地の補強も兼ねて、既存の野地板の上に、ラーチ合板(構造用合板)を重ねて張ります。
ラーチ合板を釘で固定する際は、下に垂木(タルキ)がある場所を選んで固定します。
野地板の増し張りが終わりました。
これで屋根面の凸凹が是正され、強度も増しました。
改質アスファルトルーフィング(防水シート)施工
増し張りした野地板の上から新しい防水シート(改質アスファルトルーフィング)を施工します。
改質アスファルトルーフィングは、軒から棟に向かって、上下を100mm以上、左右を200mm以上重ねながら張っていきます。ルーフィングの防水性を生かすためには施工マニュアルにきちんと沿って施工することが大変重要となります。
シートはタッカーというホッチキスのような工具を使い、野地板に針で固定しますが、改質アスファルトルーフィングはシール性に優れており、針や釘を打ち込んでも熱で膨張して穴をしっかりと塞ぎ、雨水の浸入を防ぎます。
改質アスファルトルーフィングを張り終えたら、次回は瓦桟施工、陶器瓦の荷上げ・平葺きとなります。
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