
真夏の漆喰工事は暑(熱)い|半田市
更新日:2018年7月7日

切妻屋根の瓦屋根です。漆喰が転がって落ちてきたという話から点検となりました。切妻でも屋根が複数くっついた造りです。一部大きな寄棟も下屋根にあります。

瓦自体は問題なく、割れやズレはありません。落ちてきた漆喰の位置から棟下を覗いてみると、経年劣化による痛みが見られます。

こちらは変色しているだけの劣化ですが、何とか固いままで残っています。しかし部分的にひび割れたり、剥離している部分ははっきりと確認できました。

屋根がいくつか繋がっているのでこのような「棟留め」があります。多くの場合は写真のように漆喰で蓋をしている形です。棟の中は土が入っています。この漆喰の劣化が進み剥離してしまうと雨水が棟内に当たり浸みていきます。

隅棟の先端です。下屋根にある寄棟ですね。漆喰の剥離は写真で見てわかると思います。さらに良く見ると先端から2コマ目くらいにある漆喰が斜めに塗ってあるように見えませんか?斜めです。通常は平らに、平行に、やや奥に施工します。結果雨水が当たり易く劣化しやすい状態となります。

鬼瓦も全体に複数あります。半円状に施工してある漆喰は剥離しています。棟は屋根のてっぺんにありますよね。個の剥離下漆喰が屋根を転がって下まで落ちると結構な勢いになります。小石より小さいものくらいだと気づかないかもしれませんが、写真左側に見えるような少し大きめの欠片だと当たるとケガをするかもしれません。
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