春日井市で外壁塗装工事をしています。

外壁はALCでした。
ALCは遮音・軽量性・耐火性の高い外壁材です。

また断熱性も優れており、通常のコンクリートの約10倍も断熱性があるともいわれています。

その反面デメリットもあります

サイディングと同様にパネルを張り合わせていくので継ぎ目が多いです。
サイディングよりも1枚あたりの大きさが小さいのでより継ぎ目が多くその部分の修理メンテナンスが必要となります。

今回も塗装前に目地の修理をしていきます。


またALCは吸水性が高い素材なので耐候性が低いです。

ですので表面の塗装を定期的にしていく必要もあります。


メリットも・デメリットもありますがしっかりメンテナンスをしていけば
快適な環境が担保されますので定期的なメンテナンスをしていきましょう。


さて今回もALCを保護する為の塗装工事です。

外壁の目地には経年劣化によってひび割れが発生していましたので
シーリングで補修をしていきます。

写真はシーリング材と硬化剤を混ぜて撹拌をしている様子です。

しっかりと撹拌をしないと硬化不良といった不具合にも繋がりますのでしっかりと撹拌をしていきます。

先にビフォーアフターです。

流れとしては
①養生
②プライマー塗布
③シーリング充填
④ならし
⑤養生外し

この様な流れとなります。

シーリング材の充填状況です。

適切な量だけ充填しないと外壁にシーリングがはみ出して仕上がりに影響します。

外壁の目地以外にもシーリング必要な箇所があります。

それはサッシ周りやサッシの下です。

この部分にも止水の為にシーリング材が使用されています。

足場を組んだ際にはメンテナンスができる箇所はすべてやっておくといいでしょう

この部分もメンテナンスを怠ると雨漏りの原因ともなりますので重要なメンテナンス箇所になります。

この様な感じでシーリング工事が進んでいきます。

本日はシーリング初日の工事でした。

今回はALC３階建ての家でした

シーリング工事は４〜５日程度かかります。

この先も安全に作業を進めていきます。