名古屋市名東区で雨漏りの点検 原因は谷板金の劣化による穴
更新日：2022年9月27日
屋根にあがった所、雨漏りの原因は谷からでした。
谷というのは写真の様な屋根の面と面がぶつかったところに生じる部分です。
屋根の形状が複雑に合わさる部分に谷ができます。
両方の屋根からの雨水が集まる部分となるので雨水への対策がとても重要な場所であり
雨漏りのリスクが高くなる場所ではあります。
両方の屋根面からの雨水が流れるように真ん中には谷板金が設置されています。
築年数の古い家ではこの谷板金に銅板が使用されています。
しかし銅板は酸性雨の影響もあり、
目安として２５〜３０年ほどで穴があく事が多いです。
案の定、谷には銅板が使用されており、穴があいていました。
雫のようにポタポタと落ちていくのですが、それが長い時間をかけて穴をあけてしまうのです。
銅板は緑青という表面が緑色に変色するのですが雨が当たる部分は薄茶色に変色しています。
少しくらいの雨でしたらこれで問題はありません。
しかし工事は必要な状態です。
この場合の修理方法ですが
工事名称でいうと谷板金の交換工事が必要となります。
工事の方法は
①谷周辺瓦のめくり
②古い谷板金の撤去処分
③防水シート及び下地処理
④新しい谷板金の取付
⑤谷周辺瓦の復旧
この様な工事の流れとなります。
工事は谷の大きさにもよりますが大方１日で完了できます。
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