
安曇野市で和室の雨漏り調査|ベランダの隙間と古い太陽熱温水器の危険性
更新日:2026年8月20日
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更新日:2026年8月20日
安曇野市で、**「1階和室の壁から水が染み出してきた」**というご相談をいただき、雨漏り調査を行いました。
雨漏りというと屋根を最初に疑いたくなりますが、雨水の侵入口は屋根だけとは限りません。
今回のお住まいは築約30年。
雨漏りしている和室の位置と建物の構造を確認しながら調査すると、直上にあるベランダと外壁の取り合い部分に大きな隙間が見つかりました。
位置関係や周辺の状態から、この隙間が和室への雨水侵入に関係している可能性が高いと考えました。
さらに建物全体を確認すると、屋根には現在使用していない太陽熱温水器が残され、板金屋根や棟板金にもメンテナンスを検討したい劣化が見つかりました。
この記事では、
「室内で雨漏りを発見したとき、どこを確認して原因を絞り込んでいくのか」
という視点から、実際の調査状況をご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店は、屋根・外壁・雨漏り修理などを行うイトウ住建が運営しています。
今回のポイント
室内に現れた雨漏りの位置だけを見ても、雨水の侵入口は分かりません。
今回は和室→直上のベランダ→外壁との取り合いと位置関係を確認していくことで、雨水侵入につながる可能性が高い箇所を絞り込んでいきました。
お問い合わせのきっかけは、雨が降った際に1階和室の壁が濡れていることに気づいたことでした。
壁が湿り、室内側まで水が染み出している状態です。
雨漏りは、室内に水が出ている場所の真上から雨水が入っているとは限りません。
建物内部を伝って、侵入口から離れた場所へ症状が現れることもあります。
そのためイトウ住建では、最初から「屋根が原因」「ベランダが原因」と決めつけず、雨漏りしている位置と、その上部に何があるのかを確認していきました。
1階和室の位置を外部から確認すると、その直上にはベランダがありました。
そこでまず、ベランダ周辺から調査を進めます。
雨漏り調査で重要なのは、
「室内で水が出た場所」と「雨水が入る可能性のある場所」を結び付けて考えることです。
ベランダでは、防水面だけでなく外壁との接合部分や周辺部材なども確認しました。
すると、雨漏りとの関連が疑われる箇所が見つかりました。
詳しく確認すると、ベランダと外壁が接する取り合い部分に大きな隙間が生じていました。
「取り合い」とは、外壁とベランダなど、異なる部位や部材が接する部分のことです。
こうした接合部分に隙間が生じると、雨の当たり方によっては内部へ雨水が入り込む可能性があります。
今回の隙間は1階和室の直上に位置していたため、和室への雨漏りに関係している可能性が高い箇所のひとつと判断しました。
ただし、目視で隙間を発見しただけで雨漏りの侵入口を完全に特定できるとは限りません。
雨漏りは複数箇所から発生している場合もあるため、周辺も含めて確認することが大切です。
ベランダにはポリカーボネート製の屋根が設置されていたため、こちらも確認しました。
ポリカ屋根はベランダへの雨の吹き込みを抑える役割がありますが、長期間使用すると紫外線や風雨などの影響を受けて劣化していきます。
今回も経年による劣化が見られたため、今後のメンテナンスを検討したい状態でした。
ここで大切なのは、ポリカ屋根の劣化=今回の和室への雨漏り原因、と決めつけないことです。
まずは確認できた不具合を一つずつ整理し、雨水の流れと位置関係から原因を絞り込んでいきます。
ベランダ周辺だけでなく、築約30年という建物の状況も考慮して屋根も確認しました。
そこで見つかったのが、現在は使用していない古い太陽熱温水器です。
以前使用していた設備でしたが、故障後も屋根の上に残された状態になっていました。
使用していない朝日ソーラーの太陽熱温水器があるからといって、直ちに雨漏りが起きるわけではありません。
ただし、固定部や周辺の屋根材に劣化がないか、本体や架台にサビが発生していないかなどは確認しておきたいところです。
今回の和室への雨漏りとは分けて考え、屋根上で見つかった別のメンテナンス課題として状態を確認しました。
太陽熱温水器の周辺だけでなく、板金屋根全体も確認しました。
屋根表面には塗膜が劣化し、サビが発生している箇所が見られます。
金属屋根は表面の塗膜によって基材を保護しているため、塗膜の劣化が進むとサビが発生しやすくなります。
ただし、サビがあるからといって必ず屋根を交換しなければならないわけではありません。
サビの進行程度や屋根材の状態を確認し、塗装で保護できるのか、補修が必要なのかを判断します。
今回も、雨漏り調査とあわせて今後メンテナンスを検討したい箇所として確認しました。
屋根の頂部にある棟板金も確認すると、ジョイント部分のシーリングに劣化が見られました。
シーリングは、板金同士の接合部分などから雨水が入り込むのを防ぐために使用されています。
経年によって硬化したり、痩せたり、切れたりすると、防水性が低下する場合があります。
今回確認した棟板金のシーリング劣化が、1階和室への雨漏りに直接関係していると判断したわけではありません。
しかし、雨漏り調査では**「今漏っている場所」だけでなく、今後雨水侵入につながる可能性がある箇所も確認しておくこと**が重要です。
今回の調査では、
和室直上のベランダと外壁の隙間
を雨漏りとの関連性が高い箇所として確認するとともに、
ポリカ屋根・使用していない太陽熱温水器・板金屋根のサビ・棟板金のシーリング
という、別のメンテナンス課題も見つかりました。
今回の調査で重要だったのは、室内に雨漏りが現れた位置と、建物外部の位置関係です。
1階和室の直上にはベランダがあり、その周辺を確認すると外壁との取り合いに大きな隙間が見つかりました。
雨の降り方や風向きによっては、こうした隙間から雨水が入り込む可能性があります。
そのため今回は、和室への雨漏りとの関連性が高い箇所として、この取り合い部分に注目しました。
ただし、目視調査だけで雨水の侵入口を完全に特定できるとは限りません。
必要に応じて散水調査などを行い、雨漏りが再現するか確認しながら原因を絞り込む場合もあります。
雨漏り調査が難しい理由のひとつが、雨水の侵入口と室内に症状が現れる場所が一致するとは限らないことです。
外部から入り込んだ雨水が、壁の内部や下地などを伝って別の場所に現れることがあります。
そのため、
室内の雨漏り箇所だけを補修しても、外部からの雨水侵入が続いていれば根本的な対策にはなりません。
今回も、和室の壁だけを見るのではなく、その直上に何があるのかを確認し、ベランダと外壁の取り合いまで調査しました。
雨漏りでは、症状が出ている場所から逆にたどっていくことが原因を絞り込む手掛かりになります。
今回確認したような外壁との取り合い部分に隙間がある場合、まず重要なのはなぜ隙間ができたのか、周辺にどの程度の劣化があるのかを確認することです。
状態によってはシーリングなどによる補修を検討できる場合がありますが、単純に見えている隙間を埋めればよいとは限りません。
周辺の防水状態や下地、雨水の流れなども確認したうえで補修方法を判断します。
雨漏り修理では、
「漏れているから、とりあえず隙間を塞ぐ」
のではなく、
「どこから雨水が入り、どのように室内まで到達している可能性があるのか」
を考えて対策することが大切です。
今回の屋根調査では、現在使用していない太陽熱温水器も確認しました。
古い太陽熱温水器が屋根に載っているからといって、すぐに危険な状態とは限りません。
一方、長期間使用していない場合には、本体だけでなく架台や固定部分、配管、周辺の屋根材などの状態も確認しておきたいところです。
特に撤去を検討する際は、設備だけを見るのではなく、撤去後に屋根材の補修が必要になるかも含めて判断します。
使用する予定がない設備であれば、屋根のメンテナンスを行うタイミングに合わせて撤去を検討する方法もあります。
今回の和室への雨漏りとは直接結び付けず、屋根調査で見つかった別のメンテナンス課題としてお客様へ状態をお伝えしました。
今回の板金屋根には、塗膜の劣化とサビも見られました。
金属屋根のメンテナンスでは、単に「サビがあるか」だけではなく、
サビが表面的なものなのか、屋根材そのものまで進行しているのか
を確認することが重要です。
比較的軽度で屋根材自体に大きな問題がなければ、下地処理を行ったうえで塗装による保護を検討できる場合があります。
一方、腐食が進んで穴あきなどが発生している場合には、補修や屋根工事を検討することもあります。
築年数だけで工事方法を決めず、現在の屋根材の状態を確認して判断することが大切です。
安曇野市をはじめ長野県では、雨だけでなく雪や凍結、寒暖差など、建物の外装がさまざまな影響を受けます。
ベランダや外壁の取り合い、シーリングなども経年によって状態が変化します。
だからこそ雨漏りが発生した際には、
「雨漏りだから屋根」
と最初から決めつけないことが重要です。
今回のように1階の部屋で雨漏りしていて、その上にベランダがある住宅では、ベランダ防水や外壁との取り合いなども調査対象になります。
どこから水が入っているのかを考えるには、室内と建物外部の位置関係を確認することが重要な手掛かりになります。
雨漏りは、天井から水が落ちてくるケースだけではありません。
次のような変化も雨水が入り込んでいるサインの可能性があります。
こうした症状があっても、原因を外観だけで判断することは難しい場合があります。
特に「雨が強いときだけ」「風を伴う雨のときだけ」といった雨漏りは、雨の当たり方も含めて原因を考える必要があります。
今回のお住まいでは、最初に確認された症状は1階和室の壁からの雨漏りでした。
そこから位置関係を確認すると直上にベランダがあり、さらに調査すると外壁との取り合い部分に大きな隙間が見つかりました。
雨漏り調査では、最初から原因を決めつけないことが大切です。
どこに水が出たのか。その上や外側には何があるのか。雨がどのように当たり、どこへ流れるのか。
一つずつ確認することで、雨水の侵入経路を絞り込んでいきます。
また今回は、調査範囲を広げたことで、使用していない太陽熱温水器や板金屋根のサビなども確認できました。
雨漏りを直すことと、将来メンテナンスが必要になる部分を把握することは分けて考え、お客様に現在の建物の状態をお伝えするようにしています。
今回の安曇野市のお住まいでは、1階和室の雨漏りをきっかけに調査し、直上のベランダと外壁の取り合いに大きな隙間を確認しました。
雨漏りは、室内に現れた症状だけを見ても原因が分からないことがあります。
イトウ住建の雨漏り調査では、確認できる範囲で、
室内の雨染みや濡れている位置、直上にある屋根やベランダ、外壁との取り合い、シーリング、防水部分、屋根材や板金などの状態
を確認し、雨水が入り込む可能性のある箇所を絞り込んでいきます。
また、今回の太陽熱温水器や板金屋根のように、調査中に別の劣化が見つかった場合も、現在の雨漏りとの関連性と将来のメンテナンス課題を分けてお伝えします。
「天井ではなく壁が濡れている」
「ベランダの下の部屋で雨漏りしている」
「強い雨のときだけ雨染みができる」
といった症状でも構いません。
安曇野市で雨漏りやベランダまわりの不具合が気になる方は、街の屋根やさん松本諏訪平店を運営するイトウ住建へご相談ください。

お客様のインタビュー動画
屋根塗装・外壁塗装をご依頼いただいた杉並区のO様より、竣工後の感想を伺いました。





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