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塩尻市スレート屋根点検|塗装でのお問い合わせでしたが塗装できないわけとは
更新日:2023年7月25日
塩尻市で屋根塗装のお問い合わせがあり下見、現地調査に行ってきました。屋根はスレート、築15年ほど経っているとのことでした。事前の情報で、以前新聞に載っていた業者が開いた塗装の勉強会に行かれたそうです。その時に紹介された神奈川の業者が来て屋根に上って下見をしたそうです。下りてくると割れていましたと、スレートの欠片を持ってきたそうです。その行動に不信感を抱き弊社に相談されたとのことでした。そんな話をインタビューさせていただき、私たちも建物東側から屋根に上りました。
屋根の全景です。欠片を見せていただいていましたので、想像はしていましたが塗膜がはがれ、全体に白くなってきています。もとはおそらく黒い屋根だったと思います。このくらいであれば塗装での補修は可能でした。
ところが、上った東側の反対側、西側を見てみると・・・割れていました。しかも1個所ではなく何か所も!お施主様は割れた欠片を見て、業者が割ってそれを持ってきたのではないかと疑念を抱いていましたが、屋根の状況を見てそれはないかなと思いました。
このお宅は築15年ほどだそうです。そうすると2004年頃の建物です。スレートは以前は強度を出すために石綿(アスベスト)を混ぜていました。アスベストは1975年を境に含有量の規制が始まっています。1986年、1995年と規制が強化され、2004年には一部を除いて製造販売が禁止になり、2006年には全面禁止になりました。含有量が制限されて健康的にはよかったのですが、アスベスト製品の強度が落ちてしまいました。このお宅のスレートもアスベストが入っていない可能性があります。強度がなく何かの原因で簡単に割れてしまったのだと考えられます。
また、塗装のメンテナンスをしていなかったために、スレートの素地がむき出しになってしまい、そこから吸い込んだ水が冬場凍って起こす爆裂という現象もありました。セメント系の材料なので水を吸いやすい性質があります。それを塗装することで防水していたのですが、塗膜が剥がれ防水性がなくなってしまった結果、爆裂が起きてしまいました。
ここまでダメージが大きいと塗装での修繕は難しいです。葺き替えもしくはカバー工事が必要です。
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