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安曇野市現地調査|セメント瓦の点検とメンテナンス方法のご相談
更新日:2023年6月5日
安曇野市豊科のお客様よりセメント瓦屋根の点検と葺き替えのご相談をうけました。築35年以上経つ今は離れとして使用していて中には書類を保管しているそうで、雨漏りも心配。居室としては使用していないので最低限のリフォームで良い物を提案してほしいとご希望です。まずは屋根にのぼり状態を調査します
屋根材はセメント瓦です。普段にまして慎重にそっと屋根にあがりゆっくり歩きます
このセメント瓦非常に薄く、すでに割れている部分が数枚あったのでこういった点検・調査時に業者がセメント瓦を割っていったなんて話もよく耳にします。
セメント瓦に深い亀裂が入っています。もうここまでくると簡単に割れてしまう状態です。
ミルフィーユのように層間剝離してしまっています。
鬼瓦部分にも大量のコケ・藻が発生していて原型がわからないくらいです
表面の塗膜が完全になくなり、かなりザラザラした状態なのでコケ・藻が発生しやすい状態になっていますね。
瓦をめくってみると防水シート(アスファルトルーフィング)もボロボロになり穴や破れもみられます。天井裏に雨漏りしていることが予想されます。
軒下をのぞくと、野地板がかなり雨シミになっています。これは早めに張り替えないと腐って軒先瓦が落下してしまいますね。特に冬場軒先に雪が積もるとその重さで危険な状態になります。
今回は劣化診断調査報告書と、セメント瓦をすべておろし、野地板を新しくして、ルーフィングシート、ガルバリウム鋼板葺きで見積もりをさせていただくことになりました。ついでに外壁もかなり傷んでいるのでガルバリウム鋼板カバー工法で提案してほしいと言われました。
今回のように居室ではないのでできるだけ費用を抑えた方法など、様々な工法・材料を取り扱える弊社だからこその提案があります
M様もそうでしたが、瓦をおろして板金に葺き替えるというとものすごく高額のイメージがありますが実際想像していたより安く工事できるんだねと言われることが多いです。
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