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下諏訪町|介護保険を利用したトイレリフォーム|車いすのまま入れます
更新日:2023年1月14日
下諏訪町で介護保険を利用したトイレリフォームを行いました。車いす生活を余儀なくされたお母さまが、車いすでもトイレに入れるように、大便器と小便器に分かれていたトイレを、間仕切り壁を取り除いてひとつの広いトイレする改修工事です。
条件をクリアしていれば、介護保険から補助を受けてリフォームを行うことが出来ます。
その条件は 1.市町村から要支援もしくは要介護の認定を受けていること 2.福祉施設に入所していないもしくは病院に入院していないこと 3.改修する住宅の住所が被保険者証の住所と同じで、被保険者が実際に住んでいること です。ただしすべてのリフォームが対象となるわけではありません。段差の解消、手すりの取り付け、開き戸から引戸へのへの交換など工事内容に制限があります。
手続きの際、担当のケアマネージャーさんとリフォーム業者で打合せをし、補助金対象かどうかの判断をします。対象となればリフォーム業者は見積りや図面など必要書類をケアマネージャーさんに提出、ケアマネージャーさんが市町村に手続きを行い、認定されれば工事着工という流れになります。
補助金額は工事費の20万円までのうち9割、つまり最大で18万円の補助が受けられます。工事費が50万円だった場合、50万円-18万円=32万円の自己負担で工事が出来ることになります。
塩尻市北小野のN様邸で、この介護保険の補助金を利用したトイレのリフォームを行いました。補助金対象はトイレ室内の拡幅、開き戸から引き戸への交換、手すりの取り付け、床の段差解消です。
小便器と大便器が別の部屋になっていて、おばあちゃんが車いすで使うには無理があります。
小便器を撤去して、一つの部屋にして、入口の開口を広くして引戸にしました。中には手すりを付けて段差のないフラットな床にしました。
完成がこちらです。入口が広くなったことで車いすのまま入ることが出来ます。室内も広くなったので中で車いすの取り回しも可能です。床も段差解消のため貼り替え、壁のクロスも張り替えました。広々とした明るいトイレの完成です。
ちなみに今回便器の交換はしませんでした。和式から洋式への交換は補助金対象になりますが、洋式が古くなったので新しい洋式トイレへ交換は補助対象になりません。
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