岐阜市｜瓦屋根の点検で棟のゆがみを発見！瓦が左右にズレて蛇行し隙間が発生
更新日：2025年11月1日
雨風の影響を直接受けるところのためゆがみが発生しやすく、雨水が侵入すると雨漏りなどに直結する要注意ポイントです。
複数の瓦を積み重ねるため、瓦同士がズレて棟全体のゆがみが発生するのです。
こちらの棟でも、まっすぐ並んでいるはず瓦が上下にガタガタにズレています。
しかし、棟番線で縛っただけの固定では、経年によって緩んだり切れたりして、瓦同士の細かいズレを抑えることができなくなってしまうのです。
右の写真では、冠瓦が左右にズレ、棟が蛇行するようにゆがんでいるのがわかります。
こうなると、瓦同士に隙間が空き、雨水が浸入している可能性が高いです。
こちらの屋根でも、冠瓦に大きな隙間ができていました。
こうなってしまっては雨漏りが発生するのも時間の問題でしょう。
今回は漆喰工事の見積もり依頼ということでスタートしましたが、漆喰を詰め直しても棟のゆがみは直りません。
そのため、お客様に棟の状況を説明し、棟の取り直しを行うことになりました。
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