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岐阜市｜劣化した瓦屋根の点検！漆喰・棟・谷板金と複数の補修が必要
更新日：2025年10月8日
今回は岐阜市で瓦屋根の点検を行い、複数の補修プランを提案した事例です。「瓦屋根の漆喰が劣化していて気になる」とのご相談を受け、点検を行ったところ、漆喰だけでなく、棟のゆがみや谷板金の劣化が見られました。そのため、お客様が選択できるように、複数の補修工事を組み合わせて、3つのプランを提案しました。瓦屋根でどのような補修工事が必要となるか紹介します。>>ここまでやります！街の屋根やさん岐阜店の無料点検はこちら！
点検をしたのは、昔ながらの和瓦を使用した瓦屋根です。
建物の形状に合わせていくつかの面が組み合わされた少し複雑な形をしています。
元々は漆喰の劣化を気にしているとのご相談です。早速、棟の漆喰を見てみると、確かに劣化が進んでいました。漆喰が欠けたり、穴が開いているところが多く発生しています。
しかし、棟の劣化は漆喰だけでなく、棟全体に及んでいました。棟瓦に歪みが起きており、一度棟を解体して取り直しをした方が良いでしょう。屋根が入り組んでいるため、棟も複雑な形をしています。取り直しをするときは、棟同士の継ぎ目など、注意するポイントが多くありそうです。
屋根の面同士が谷になっている部分には、集まってくる雨水を受けて排水するために、谷板金が設置されています。
谷板金は、雨水が集まる場所のため劣化しやすいため注意が必要です。
劣化して穴が開いたり、変形して隙間ができると雨漏りの原因となります。
こちらの屋根でも、板金の表面に色むらができ、劣化が進んでいるようです。
また、継ぎ目の部分で上側の板金が浮き上がり隙間ができています。
今回の記事では、屋根全体の状態を紹介するため、ひとつずつの詳細は省きましたが、次回以降の記事で各劣化ポイントの詳細を説明します。
当店で点検を行ったところ複数の補修が必要な状況でした。しかし、お客様の事情や予算もあります。そこで、お客様が選択できるよう、優先度の高い補修から組み合わせて、3段階の補修プランを提案しました。
- 漆喰の塗り直し・谷板金交換
- 棟の取り直し・谷板金交換
- 屋根の葺き替え工事
最も優先度が高いのは、漆喰の塗り直しと谷板金の交換です。これさえやれば、最小限の予算で、とりあえず問題なく使用できます。さらにできれば棟の取り直しもやった方が良いでしょう。棟の取り直しを行えば、漆喰もすべて新しくなるため、より安心です。最後に屋根の葺き替えで、すべて新しくするプランも提案しました。費用や工事期間の負担は大きいものの屋根自体の性能もアップします。今後も長く住むのであれば、中途半端な補修を繰り返すよりも長い目で見るとメリットが多いでしょう。
当店では、屋根の状態やお客様の事情に合わせた最適な補修プランをご提案いたします。
屋根のトラブルでお悩みの方は、ぜひ一度お問合せ下さい。
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