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美濃加茂市で築30年の瓦屋根調査、漆喰が剥がれてしまうと雨漏りに繋がります
更新日:2023年6月20日
美濃加茂市でおこなった築30年の瓦屋根の調査の様子をご紹介致します。『屋根に漆喰んの様なものが落ちているのでみてほしい」と、ご相談を頂きました。瓦屋根の棟には漆喰が使用されており、雨水の侵入を防ぐ役割や瓦と瓦を固定する接着剤のような役割を果たしています。
紫外線や雨風の影響で徐々に劣化してしまいますので、剥がれてしまうと雨漏りや棟の崩壊に繋がります。幸い雨漏りは発生していませんが早めの対応が必要になります。
棟の土台となっている葺き土が露出し崩れていました。葺き土が露出すると雨水に晒されて浸透してしまいますので、浸透した雨水が建物内部へと浸入してしまいますので雨漏りの原因になります。
調査を続けると面戸部分だけではなく、鬼瓦の周りや棟の継目の漆喰が剥がれているのを発見しました。冠瓦は銅線で固定されているだけの状態になっていますので手で触ると動いてしまいます。
このままですと台風などの強風や突風の影響や地震などの揺れによって鬼瓦や冠瓦が外れてしまう危険性があります。瓦は耐久性に優れていますが、外れてしまい周囲の瓦に干渉すると衝撃で割れてしまい、割れた部分から雨水が侵入し、雨漏りが発生する事や瓦が落下してしまい人身事故に繋がるケースも少なくありません。
お客様に調査のご報告をし、漆喰が剥がれてしますが棟の歪みは発生しておりませんので漆喰詰め直し工事のご提案を致しました。
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