八潮市で外壁材と外壁材の隙間の目地に使われるシーリングが経年劣化
更新日：2025年4月7日
今回はシーリングの経年劣化です。
外壁にサイディングが張ってあります。その外壁材と外壁材の隙間にシーリングと言うゴム状のものが注入されているんです。
そのゴム状のシーリングは、充填した直後は半固体状の粘弾性を持っていて、乾燥して固まるとゴムのような弾性になります。
あらゆる建築資材と資材の間に充填されていて、地震や台風などでの接触による破損を防ぎ、漏水をも防ぐ目的がある重要な個所です！！
上記の写真にヒビが入っているのがお分かりになると思います。
ヒビが入ってしまっている所や、シーリング材自体が取れてしまったりゴムが細くなり少なくなってしまっていたり…
この隙間に雨水が浸入してしまうと、外壁の内側に入り雨漏りの原因になってしまいます。
シーリングは、当初の施工段階で接着剤の役割を持つプライマーの塗りが甘かったり、厚み不足などの原因もありますが、シーリング自体の劣化や寿命が大半ではないでしょうか？
シーリング材のおおよその寿命は５年～１０年と言われています。
塗装の耐用年数は、環境にも大きく変わりますがおおよそ１０年～１３年ですので、大きな損害がなければ外壁塗装と一緒に施工してしまうのが一番いい方法ではないでしょうか？
外装だけではなく、キッチンやお風呂場などの水回りにも使われていて漏水を防止するために用いられています。
※今回の記事ではシーリングと謳っておりますが、コーキングとも良く聞きますよね～！
違った表現で使われていても施工内容は同じです(o^―^o)ﾆｺ
・キッチンやお風呂などには耐水性と耐熱性に優れたシリコン系シーリング材
・窯業系サイデイングの目地には塗装可能な変性シリコーン系シーリング材
・破風や鼻隠しなどの木材、モルタル外壁などの補修に最適なウレタン系コーキング剤
キズになってしまった個所や、ちょっとした穴（ビス穴）などにも使われていてあらゆる分野活躍してくれていますよ！！
家の中、外と見てみて下さい！！
シーリング材の施工は、打ち増しや打ち直しとあります。
劣化状況によってお客様と相談しながら、しっかりと判断します。
・打ち増しとは、既存のシーリング材の上に新たなシーリング材を充填する方法
・打ち直しとは、全て除去し新しいシーリング材を充填する方法
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