岸和田市中町のトイレ天井に発生した雨漏りで下屋を調査しました！
更新日：2025年9月22日
まずはトイレの中の雨漏り状況を確認しています。
ここの雨漏りは、雨が降るたびに漏れているのではなく、強風を伴う雨の時に起こっているとのことでした。
F様邸は瓦の屋根で、下屋と壁の取り合いに施工している漆喰が傷んで、ポロポロと剥がれてきていました。
瓦と瓦の隙間を埋めている白いセメントのような材を漆喰といい、この漆喰が痩せたり剥がれたりしてくると、隙間から雨が浸入し、雨漏りしてしまいます。また、漆喰が崩れてくると、その上に乗っているのし瓦（四角くて平べったい瓦）の角度が悪くなり、そこから雨が浸入することがよくあります。
笠木とは、塀・手すり・腰壁などの頂部に施工する仕上げ材のことで、雨が浸入するのを防ぐ役割があります。
外壁のひび割れが大きいと、そこから雨が浸入する可能性が高くなります。壁内が雨漏りすると、柱や梁などの木部を腐食させ、建物の強度が落ちてしまうので注意しましょう。
雨樋が詰まるとそこから雨があふれ出し、壁や地面に大量の雨があたることになります。すると、建物の基礎周りを不安定にさせたり、外壁を腐食させたりし、建物の老朽化を進めることになります。
雨樋の破損や詰まりを放っておくと思わぬところに被害が及ぶ可能性があるので、放置せず修理をお勧めします。
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