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岸和田市の屋根葺き替えに伴う塀の撤去などの事前準備をご紹介
更新日:2025年9月20日
岸和田市の屋根葺き替え工事で、葺き替え前の準備の様子をご紹介します。
S様邸は長い間、止まらない雨漏りに苦しめられてきており、今回、屋根を葺き替えるご決断をされました。
屋根を葺き替えるにあたり、「瓦の搬入出時などで工事車両が敷地内に入れた方がいいでしょう」とお気遣いいただき、家の前にある石の門柱とブロック塀を撤去することになりました。写真の左側の門柱とブロック塀を一部撤去し、手前にある植木なども取り除きます。
ブロック塀を撤去する位置に電動カッターで切り込みを入れます。
S様邸の屋根は面積が大きいので、瓦や土の荷下ろしでクレーン車を使います。ですので、工事車両を横付けできると工事もはかどりますし、その分費用も抑えられます。
ブロック塀を撤去する位置にカッターで切り込みを入れてから機械で斫って(はつる・砕いて割ること)解体・撤去していきます。
石の門柱も解体・撤去します。
S様邸はこの石の門が両サイドにあり、間口が狭く、トラックが敷地内に入れない状態でしたので、開口を広げるために石門と塀を撤去することになりました。
門柱と塀を撤去し、トラックを搬入できるようになりました。段差もなくしたので、敷地内の土の部分をトラックが出入りすると道路に土が出て汚してしまうので、上に砕石を撒きました。
トラックを家の隣に横付けするので、植木も撤去します。
S様が事前にいくつか植木を伐採してくれていたので、残っている根っこを撤去します。
敷地内の植木を撤去し、地面を傷めてはいけないので分厚い構造用合板を敷いて保護しました。車両はこの上を通ります。
屋根葺き替え工事で既存の瓦をめくる時に、瓦の下にある葺き土が、下地の野地板の隙間から屋根裏に落ちてしまいます。また、お部屋の天井が木材の化粧板の場合は、化粧板の隙間から土埃が部屋内に落ちてしまう可能性があるので、工事前に小屋裏にブルーシートを敷いて土が落ちるのを防ぎます。
広範囲を一時的に養生する時にブルーシートは重宝します。
小屋裏全体にシートを広げて、落ちてきた土を受け止めます。瓦と葺き土をすべて撤去した後、ブルーシートをそうっと畳んで屋外へ搬出し、小屋裏をきれいに掃除します。念のためお部屋や押入れの中も確認し、掃除します。
S様邸は長年の雨漏りで、白蟻の被害に遭っていました。
事前に白蟻調査をすると、特に玄関周りに被害が集中していました。今回の屋根葺き替え工事で同時に白蟻駆除及び防蟻も行います。
白蟻専門のスタッフは床下に入って作業するので、マスクやゴーグルを着用し、専用の作業服に着替えてから薬剤を散布します。
以上、屋根葺き替え工事前の準備などをご紹介しました。
次は、屋根瓦と葺き土の撤去、下地・ルーフィング張りなどをご紹介します。
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