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和泉市で強風被害!飛散した大屋根の袖瓦積み直しと軒瓦を交換
更新日:2026年9月2日
こんにちは。
街の屋根やさん岸和田店です。
「
台風のあと、うちの家の屋根瓦がずれていないか気になる… 」そんな心配をされたことはありませんか?
和泉市のY様邸でも、台風の強い風にあおられてしまって大屋根の袖瓦が飛散し、葺き土がむき出しになってしまうという被害が見つかりました。
今回は、そんなY様邸の瓦屋根修繕の様子を、袖瓦積み直しから軒瓦交換まで、写真とともに一つひとつ丁寧にご紹介していきます。
専門的な言葉もやさしく解説していますので、屋根のことが初めての方にも安心して読んでいただけます。
ぜひ最後までご覧くださいね。
風のあおりを受けた和泉市Y様邸の大屋根では、袖瓦 が飛散し、下の葺き土 が見えている状態でした。
袖瓦 とは、屋根の端を守るための瓦です。
葺き土 とは、瓦を固定するために使われる粘土状の土のことです。
葺き土が露出したままだと雨水を吸い込みやすくなり、瓦の固定力が弱まって雨漏りにつながるおそれもあります。 <関連記事 > ・阪南市で台風による門長屋の屋根瓦破損・漆喰詰め替えと袖瓦付替
台風の強風被害を受けた和泉市Y様邸の袖瓦をよく見てみると、黒く汚れてしまっている様子が見られました。 この黒ずみの正体は、長年の間に瓦の表面に付着したコケやカビ、そして排気ガスや砂ぼこりなどの汚れが積み重なったものです。 屋根は雨風や日差しを直接受け続ける場所のため、少しずつ汚れがたまりやすくなっています。
黒ずみそのものはすぐに雨水が浸入することにつながるわけではありませんが、コケやカビが根を張ると瓦の表面が傷みやすくなり、劣化を早めてしまう原因にもなります。
和泉市Y様邸の袖瓦の下にあった葺き土の上に、防水性なんばん漆喰 (しっくい)の白色をのせる作業を行いました。 漆喰は、粉末状ですが、水を混ぜて練り合わせ、熟練した瓦職人が丁度良い硬さに練り上げます。防水性なんばん漆喰 とは、通常の漆喰よりも防水性を高めた特別な漆喰のことで、水を吸い込みやすい葺き土をしっかり保護してくれる心強い材料です。
葺き土はもともと粘土状で水を吸いやすい性質があるため、そのままにしておくと雨水を含んで劣化が進み、瓦を支える力が弱まってしまいます。 そこでなんばん漆喰をのせることで、葺き土への雨水が入るのを防ぎ、瓦がしっかり固定された状態を長く保つことができるのです。
防水性なんばん漆喰の上に、袖瓦を一枚一枚丁寧に積み直していきます。 この袖瓦の積み直しの作業では、瓦同士の重なり具合や位置を正確にそろえることがとても大切です。
瓦の重なりが浅かったり、隙間なく漆喰が詰められていなかったりすると、そこから雨漏りの原因になってしまう場合があります。 また、屋根の勾配に沿って雨水がスムーズに流れるよう、瓦の高さや角度を均等にそろえることも欠かせません。 風による被害を防ぐためにも、瓦がしっかり固定されているかを一枚ごとに確認しながら作業を進めます。
丁寧に一枚ずつ位置を確認しながら進めてきた袖瓦積み直しの作業が、すべて完了いたしました。 台風の風の影響によって飛散していた袖瓦が、防水性なんばん漆喰でしっかりと固定され、以前のようにきれいに整った状態へと戻りました。
瓦の重なりや高さを均等にそろえながら積み直したことで、雨水がスムーズに流れる仕上がりになっています。 <関連記事 > ・岸和田市で袖瓦の固定や漆喰の詰め直し工事を行いました!
袖瓦の積み直しが完了したあと、続いて袖瓦にビスを打ち込む作業を行いました。 漆喰だけでもしっかりと固定はできますが、ビスを併用することで瓦がより強固に留められ、強風によるダメージからしっかり瓦を守ることができます。
台風などの強い風にあおられると、瓦は少しずつ浮き上がろうとする力を受けます。 ビスで瓦を下地にしっかり固定しておくことで、そうした風の力に負けにくくなり、瓦がずれたり飛ばされたりするリスクを大きく減らすことができるんです。
積み直した袖瓦を、作業員が1枚1枚丁寧にビスで固定していきます。 ひとつひとつ確実に留めていくことで、風による被害を受けても瓦が浮いたりずれたりしにくい、しっかりとした状態に仕上がりました。
こうした細やかな作業の積み重ねが、瓦交換とあわせた瓦屋根修繕の耐久性を大きく左右します。 すべての袖瓦がきちんと固定されたことで、これからの台風や強風にもより安心して備えられる屋根へと生まれ変わりました。
袖瓦をビスで固定して、それで作業終了というわけではありません。 続いてビスの頭にシーリングガン を使って、シーリング材 を丁寧に詰めていきます。シーリングガン とは、コーキング剤やパテ状の材料を絞り出すための専用の道具で、細かい部分にもきれいに材料を充填できるのが特徴です。シーリング材 は、すき間をぴったり埋めて雨水の侵入を防いでくれるゴム状の防水材料になります。
ビスを打ち込んだ穴は、そのままにしておくとわずかなすき間から雨水が入り込んでしまうことがあります。 そこでシーリング材を詰めることで、ビス穴からの雨水の浸入をしっかり防ぐことができるのです。 今回は瓦の色に合わせて、黒色のシーリング材を選びました。
軒瓦 の割れていた箇所をめくり、下地の状態をしっかり確認しました。軒瓦 とは、屋根の一番下、軒先の部分に取り付けられている瓦のことです。 瓦が割れたまま放置されていると、そのすき間から雨水が入り込みやすくなります。 雨水が下地にまで浸入してしまうと、木材が水分を含んで腐食してしまうこともあるのです。
さらに腐食が進むと、瓦を支える力が弱まり、瓦がずれたり浮いたりしやすい状態になってしまいます。 そうなると風による被害を受けたときに、さらに大きな破損へとつながる可能性も高まるでしょう。
割れてしまった軒瓦を、新しい瓦へと丁寧に交換していきます。 軒瓦を交換する際は、まず下地との密着をしっかり確認することが欠かせません。 下地にゆがみや傷みが残ったまま瓦をのせてしまうと、せっかく交換してもすぐにずれてしまうことがあります。
また、隣り合う瓦との重なり具合を均等にそろえることも大切なポイントです。 重なりが浅いと、そこから雨水が伝いやすくなってしまいます。 漆喰やビスでの固定もあわせて丁寧に行うことで、風のあおりにも負けにくい仕上がりへとつながるでしょう。
軒瓦を銅線で固定します。
軒瓦を銅線で固定するのは、瓦をより強固に留めて、強い風でずれたり飛ばされたりするのを防ぐためです。 銅線は錆びに強く、長期間屋外にさらされても劣化しにくいため、瓦の固定材として古くから使われています。 葺き土だけでは、経年によって固定力が弱くなることがあります。 特に軒先は風の影響を受けやすいため、今回は銅線でしっかり固定しました。 そこで銅線を使って瓦を下地にしっかり結びつけることで、葺き土の粘着力に加えて物理的な固定力が加わり、より安定した状態を保てるようになります。 <関連記事 > ・熊取町で軒先の屋根瓦が割れて落下!よどや饅頭瓦を差し替え!約6万円(工期 1日)
軒瓦は他の箇所でも割れていて、交換が必要な状態でした。 割れてしまっていた軒瓦の交換作業が、すべて完了いたしました。 銅線でしっかりと固定された新しい軒瓦は、以前よりも安定した状態へと生まれ変わっています。
軒先は強風の影響を受けやすい場所ですが、今回の瓦交換によって、これからの台風にもより安心して備えられる屋根へと整いました。 今回の和泉市Y様邸の瓦屋根修繕では、強風被害によって飛散した袖瓦の積み直しをはじめ、黒ずみの原因確認やなんばん漆喰の施工、ビス・シーリング材による固定、さらには割れてしまった軒瓦の交換まで、一つひとつの工程を丁寧に進めてまいりました。 どれも普段は目にすることのない屋根の上の作業ですが、こうした細やかな補修の積み重ねが、強風にも負けない丈夫な屋根づくりにつながります。和泉市や南大阪で強風被害や瓦屋根の状態が気になる方は、街の屋根やさん岸和田店にご相談下さいね (*^^*)
台風や大雨、地震などの自然災害の場合は、火災保険をかけていれば、契約内容によっては、保険を使ってお家の修理ができるんです。
強風で袖瓦が飛散してしまった場合、放置しても大丈夫ですか?
A. そのまま放置せず、できるだけ早めに屋根の状態を確認することをおすすめします。 袖瓦が飛散すると、瓦の下にある葺き土が露出し、雨水の影響を受けやすくなります。また、周囲の瓦にもズレや浮きなどが発生している可能性があります。 台風や強風のあとに瓦が飛んだ場合は、屋根に上がらず、専門業者に点検を依頼しましょう。
A. 葺き土が露出している場合は、早めに補修することをおすすめします。 葺き土は雨水を吸いやすいため、長期間雨にさらされると劣化して瓦を支える力が弱くなる可能性があります。 今回の和泉市Y様邸では、露出した葺き土を防水性なんばん漆喰で保護したうえで、袖瓦を積み直しました。
Q. 割れた軒瓦は、そのままにしても大丈夫ですか?
A. 割れた瓦は放置せず、交換を検討しましょう。 瓦が割れていると、その部分から雨水が入り込む可能性があります。 特に軒瓦は屋根の端にあるため、強風の影響も受けやすい場所です。瓦を交換する際には、瓦だけでなく、その下の下地に傷みがないか確認することも大切です。
Q. 強風による瓦割れは火災保険の対象になりますか?
A. 台風や強風などの自然災害による瓦割れは、火災保険の補償対象となる場合があります。 ただし、補償内容は加入している保険の契約内容や被害状況によって異なります。 強風によって袖瓦が飛散したり、軒瓦が割れたりした場合は、被害箇所を写真などで記録し、加入している保険会社へ確認するとよいでしょう。
Q. 台風や強風のあと、自分で屋根を確認しても大丈夫ですか?
A. 屋根の上には上がらず、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。 強風後の屋根は、瓦が割れたりズレたりして足元が不安定になっていることがあります。 地上や窓から見える範囲で、瓦の飛散・瓦割れ・ズレ・雨樋の破損などを確認し、気になる箇所があれば専門業者に相談しましょう。
Q. 台風のあと、瓦が飛んでいなくても点検した方がいいですか?
A. はい。見た目では分からない瓦のズレや浮きが発生していることもあるため、心配な場合は点検をおすすめします。 強風を受けた屋根では、瓦が飛散していなくても、瓦の位置が少しずれたり、固定部分が傷んだりしている場合があります。 早めに状態を確認しておくことで、瓦割れや雨漏りなどの大きな被害につながる前に対処できる可能性があります。
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