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泉大津市で雨漏り調査、和瓦屋根の隙間や漆喰劣化を確認
更新日:2026年7月15日
こんにちは。
街の屋根やさん岸和田店です。
「大雨のあとに天井や押入れにシミができた」「瓦屋根が古くなり、雨漏りしないか心配」とお悩みではありませんか?
今回は、泉大津市にお住まいのO様より、「2025年6月26日の大雨の翌日に、1階和室の押入れと勝手口付近で雨漏りが発生した」とご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
現場調査の結果、和瓦屋根の壁際にある水切り板金と熨斗瓦(のしかわら)の間にできたすき間をはじめ、面戸漆喰(めんどしっくい)のひび割れ、シーリング材の劣化、平瓦の浮きなど、雨漏りにつながる複数の不具合を確認しました。
雨漏りは、一つの原因だけではなく、複数の劣化が重なって発生するケースも少なくありません。
この記事では、現場で実際に確認した雨漏りの原因や注意点、必要な補修方法を写真とともに分かりやすくご紹介します。
ぜひ最後までご覧くださいね(^^)/
泉大津市の一戸建てにお住まいのO様より、「2025年6月26日の大雨の翌日、1階和室の押入れの天井に雨染みができ、勝手口付近からも雨漏りしている」とご相談をいただきました。
雨漏りは、屋根だけが原因とは限らず、外壁や窓まわり、板金のすき間など、さまざまな場所から雨水が浸入することがあります。
そこで今回は、室内と屋根の両方を詳しく調査し、雨漏りの原因を一つひとつ確認していきました。
洗面室の窓に残る水のあとと窓の中央と右隅にも水滴の跡
O様邸にお邪魔し、まずは室内の雨漏り箇所を確認しました。
洗面室の窓のサッシ枠には、雨水が伝ったような跡がくっきりと残っていました。
さらに窓を詳しく見てみると、中央部分から下に向かって、そして右隅にも水滴のあとが見つかりました。
複数箇所に水の跡が残っていることから、雨水が繰り返し入り込んでいる可能性が考えられます。
和室の押し入れの天井には、広い範囲にわたって雨水の跡が見られました。
天井に
雨染みができているということは、すでに雨漏りが起きている確かな証拠です。
雨染みとは、雨水が建物内部に浸入し、天井や壁、木材などにできるシミや色が変わること☔
雨染み放置してしまうと、木材が腐食したり、カビが発生したりと、お住まいの寿命を縮める原因になりかねません。
カビは、私達の体にも健康被害を及ぼしてしまいます。
アレルギー症状が酷くなったり、喘息がひどくなったりしてしまいます。
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皆様のご自宅でもこんな症状ありませんか。
✅天井や壁に茶色いシミがある
✅押入れの中だけ湿っている
✅窓枠から水滴が垂れる
✅雨の日だけクロスが浮く
✅外壁や窓まわりのシーリングが切れている
この中に当てはまる項目のあるお客様は、屋根や外壁から雨水が入り込んでいる可能性があります。
このような症状は放置すると雨漏りが進行することがあるため、街の屋根やさん岸和田店でのお住いの点検をおすすめします。
和瓦と釉薬瓦の屋根を調査すると熨斗瓦(のしかわら)と水切り板金の間に隙間が
続いて外に出て、O様邸の1階部分の屋根を確認しました。
O様邸の屋根は「
和瓦」と呼ばれる日本の伝統的な瓦で、その中でも「
釉薬瓦(ゆうやくかわら)」というタイプが使われていました。
和瓦とは、粘土を高温で焼き上げて作られた、日本の伝統的な屋根瓦のこと。
釉薬瓦とは、瓦の表面にガラス質の釉薬を塗って高温で焼き上げたもので、つやのある美しい仕上がりと高い耐久性が特徴です。
O様邸の屋根の構造は、平らな「
平瓦」の上に「
熨斗瓦(のしかわら)」という細長い瓦が何段にも積まれ、その上に雨水を建物内部に入れないための「
水切り板金」が取り付けられていました。
平瓦とは、屋根の広い面に並べて敷く平らな形の瓦のこと。
熨斗瓦(のしかわら)とは、屋根の頂上部分に何段も積み重ねて使われる、薄く平らな瓦のこと。
水切り板金とは、雨水を外へ流して雨漏りを防ぐための金属製の部材のこと。
平瓦は屋根の面を覆う基本の瓦、熨斗瓦は屋根の棟部分を高く見せながら雨仕舞いを整える瓦です。
O様邸ではこの
熨斗瓦(のしかわら)と水切り板金の間にすき間ができており、ここから雨水が入り込んでしまう恐れがありました。
すき間を放っておくと、雨水が屋根内部にまわり込み、雨漏りへとつながってしまいます。
平瓦と熨斗瓦(のしかわら)の間には「
面戸漆喰(めんどしっくい)」という白い漆喰が詰められていましたが、面戸漆喰ひび割れている箇所が見つかりました。
面戸漆喰とは、棟の隙間をふさぎ、雨水や小動物の侵入を防ぐ役割を持っています。
また熨斗瓦(のしかわら)の継ぎ目には「
シーリング材」という、すき間を埋めるゴム状の充填材が使われていました。
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熨斗瓦(のしかわら)をよく見ると、継ぎ目のシーリング材が硬くなり、ひび割れているのが確認できました。
シーリング材は、詰めた時は、ペースト状になっているが、年数がたつと紫外線や気温の変化によって徐々に弾力を失っていきます。
シーリング材の一般的な耐用年数は、
約10~15年程度と言われています。
シーリング材の劣化が進むとすき間ができ、そこから雨水が浸入しやすくなるため、シーリング工事による打ち替えが必要になります。
さらに熨斗瓦(のしかわら)の一部が欠けているのを見つけました。
熨斗瓦が欠けると、その部分から直接雨水が入り込みやすくなるほか、瓦本来の防水性能が損なわれてしまいます。
熨斗瓦の欠けや割れを放置すると雨漏りの範囲が広がる可能性があるため、早めの補修をおすすめします。
入隅(いりすみ)のシーリング材が充填されていない!
O様邸の「
入隅(いりすみ)」と呼ばれる、壁が内側に曲がる部分の雨押え板金の継ぎ目には、本来あるはずのシーリング材が充填されていませんでした。
板金同士が折り重なっただけの状態になっており、すき間が生じていました。
入隅は雨水が集中しやすい場所のため、シーリング材でしっかりふさぐことが欠かせません。
入隅の部分には、面戸漆喰(めんどしっくい)の塊が残っているのも見つかりました。
過去の補修の際に、すき間を埋めるために漆喰(しっくい)が余分に盛られたものと考えられます。
O様邸では、平瓦が浮いている箇所も複数見つかりました。
瓦が浮くと、瓦同士のかみ合わせがゆるみ、そこから雨水が入り込みやすくなります。
瓦が浮く原因としては、下地の劣化や経年による瓦のずれ、強風の影響などが考えられます。
O様邸の屋根瓦には、たくさんのシーリング材が塗られている箇所がありました。
これは「
ラバーロック工法」と呼ばれる、瓦をシーリング材で固定する工法です。
瓦のずれを抑えられるという
メリットがある一方、
瓦の下に雨水がまわり込んだ際に逃げ道がなくなり、かえって雨漏りを引き起こしやすいという
デメリットもあります。
シーリング材には、本来詰めるべき場所が決まっており、必要以上に詰め込んでしまうと、雨水の通り道をふさいでしまうため注意が必要です。
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勝手口を調査したところ、勝手口の電気メーター枠のビス付近から雨水がしみ出しているのを確認しました。
勝手口の窓枠と外壁の間のシーリング材が剥がれ、すき間があいているのも見つかりました。
シーリング材が剥がれると防水機能が失われ、すき間から雨水が浸入しやすくなります。
今回の調査では、雨漏りの原因が一か所ではなく、屋根や外壁の複数箇所に確認されたため、O様には原因に合わせた部分補修をご提案しました。
【
ご提案内容】
①勝手口の外壁については、シーリングの充填をして雨水をシャットアウト。
②1階の屋根のの壁際水切りと熨斗瓦の間のすき間には壁際水切りの取り付け雨水の侵入を塞ぐ。
③壁際の平瓦上部のすき間は、シーリングの打ち直しをし隙間を埋める。
雨漏りは、目に見える場所とは別の箇所が原因になっていることも多くあります。
そのため、原因を正確に調査し、必要な補修だけを行うことが再発防止につながります。
「大雨のあとから天井にシミができた」「瓦屋根の状態が気になる」「雨漏りする前に点検しておきたい」という方は、お気軽に街の屋根やさん岸和田店にお声がけくださいね(*'▽')
現地調査をもとに、お住まいの状態に合わせた最適な補修方法をご提案いたします。
次回のO様邸のブログは、1階の屋根工事の様子をご紹介します。
是非、次回のブログもご覧下さい。
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