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阪南市の2階建てで台風で破損した銅製の雨樋を塩ビ製に入れ替え
更新日:2025年10月23日
こんにちは。
街の屋根やさん岸和田店です。
台風で屋根が損傷してお困りではありませんか?
先日、阪南市のY様より「家と工場が台風被害を受けた」とのご相談をいただきました。
現場調査にお伺いしたところ、現場調査では、瓦の割れや剥がれ、工場屋根の損傷、雨樋の脱落など、台風の深刻な被害を確認しました。
Y様邸では、劣化が進んだ銅製雨樋を耐久性に優れた塩ビ製雨樋に交換することになりました。
作業員が安全に配慮しながら、古い雨樋を撤去し、新しい軒樋を適切な長さに加工して設置しました。
固定金具でしっかりと雨樋を固定し、強風対策として銅線による追加固定も行い強風に備えました。
さらに、屋根と壁の間に溜まった砂やゴミも丁寧に清掃し、完璧な仕上がりを実現しました。
雨樋のことでお悩みのお客様は、街の屋根やさん岸和田店にご相談下さいね。
阪南市で台風被害にあったY様邸で劣化した銅製雨樋の撤去作業開始
台風被害の調査により、阪南市Y様邸の
銅製の雨樋が経年劣化していることが判明したため、耐久性と経済性に優れた
塩ビ製雨樋への交換工事を実施することになりました。
塩ビ製の雨樋って?塩ビ製軒樋とは、塩化ビニール樹脂で製造された雨水を集めて排水するための設備です。
軽量で加工しやすく、錆びることがないため、現在最も広く使用されている雨樋材料です。価格も手頃で、メンテナンスが簡単という特徴があります。
銅製の雨樋とは?
銅製雨樋は、純銅または銅合金で作られた高級な雨樋材料です。耐久性が非常に高く、適切にメンテナンスすれば50年以上使用できますが、価格が高く、経年により緑青(ろくしょう)が発生し、重量もあるため、現在では限定的に使用されています。
緑青(ろくしょう)とは、銅や青銅(どうぞう)などの表面に自然にできる「青緑色のさび」のこと。
まず最初に、熟練した作業員が安全に配慮しながら梯子を使用して高所に上がり、古くなった銅製雨樋の丁寧な取り外し作業を開始します。
高所作業は危険を伴うため、安全帯の着用と足場の確認を徹底して行っております。
阪南市Y様には、2種類の素材の雨樋がありました。
銅製雨樋と新しく設置する塩ビ製雨樋を比較すると・・・
一番の違いは、材質による違い。
銅製雨樋は重厚感がありますが、長年の使用により緑青が発生し、一部に腐食も見られました。
一方、塩ビ製雨樋は軽量で取り扱いやすく、加工も容易で、現場での調整が簡単に行えます。
材質の違いにより、耐久年数、価格、メンテナンス性が大きく異なります。
塩ビ製は15-20年程度の耐久性ですが、銅製は50年以上持つ反面、初期費用が約3-5倍高くなってしまいます。
現在の住宅では、コストパフォーマンスを重視して塩ビ製が主流となっています。
阪南市で台風被害にあったY様邸で塩ビ製雨樋の加工と固定金具取り付け
阪南市Y様邸での雨樋交換工事において、塩ビ製雨樋を建物の軒の長さに合わせて正確に採寸し、必要な長さに加工を行いました。
その後、屋根の軒先部分に雨樋を支える固定金具を適切な間隔で取り付けてから、加工した塩ビ製雨樋を慎重に設置します。
作業員が取り付けた固定金具の状態を入念に確認している様子で、金具の固定金合や角度調整を確認しています。
固定金具とは?
固定金具とは、雨樋を建物の軒先に確実に固定するための専用の金属部品です。ステンレス製や亜鉛メッキ鋼板製が一般的で、雨樋の重量と風圧に耐えられる強度を持っています。適切な間隔(通常60cm程度)で設置することで、雨樋全体を安定して支えることができます。
阪南市で台風被害にあったY様邸で軒樋固定金具を調整
阪南市Y様邸での工事において、作業員が軒樋の固定金具を丁寧に調整している場面です。
固定金具の角度や高さを微調整することで、雨水が効率的に流れるように勾配を確保します。
この細かな調整作業が、雨樋の機能性と長期間の安定性を左右する重要な工程となります。
軒樋とは?
軒樋(のきどい)とは、屋根の軒先に水平に設置される雨樋の一部で、屋根から流れ落ちる雨水を受け取り、竪樋(たてどい)へと導く役割を果たします。
建物を雨水による被害から守る重要な設備で、適切な勾配をつけて設置することが必要です。
台風被害にあった阪南市Y様邸の軒樋の設置が完了した後、作業員が取り付け状況を詳細に点検しています。
固定金具の緩みがないか、雨樋の勾配が適切かどうか、継手部分に隙間がないかなど、多岐にわたる項目を確認します。
この点検作業により、工事完了後の不具合を未然に防ぎ、お客様に安心してご使用いただけるよう品質を保証いたします。
取り外しを完了した従来の銅製雨樋です。
長年の使用により、銅特有の緑青(酸化銅)が全体に発生し、一部には腐食による穴も確認できます。
銅製雨樋は高品質な材料ですが、海岸地域では塩害の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが必要となります。
今回の交換により、お客様のメンテナンス負担を大幅に軽減できます。
阪南市のY様邸で、台風などの強風で雨樋が飛ばされることを防ぐため、雨樋を固定する専用の銅線を使用します。
この銅線は腐食に強く、柔軟性があるため、風による揺れを吸収しながら雨樋をしっかりと固定します。
台風被害を経験されたY様邸では、このような追加の風対策が特に重要となります。
台風被害にあった阪南市Y様邸の軒樋を銅線でしっかりと固定し、雨樋交換工事が完了いたしました。
新しい塩ビ製雨樋は、機能性と美観を両立し、台風などの悪天候にも十分耐えられる仕様となっています。
Y様にも工事完了をご確認いただき、ご満足いただけました。今後15-20年間、安心してお使いいただけます。
阪南市Y様邸の屋根と外壁の境界部分には、台風により運ばれた砂や落ち葉などのごみが大量に堆積していました。
このような汚れは排水機能を阻害し、雨漏りの原因となる可能性があります。
阪南市Y様邸の屋根と外壁の境界部分を掃除ました。
工事完了後、このような細部まで丁寧に清掃を行い、建物全体を清潔な状態に回復いたします。工事後の清掃作業も、プロの工務店としての責任と考えております。
雨樋の破損や雨樋の雨水の流れが悪いとお困りのお客様は街の屋根やさん岸和田店にご相談下さいね。
次回のブログでは、和室のサッシの取替の様子をご紹介します。
是非、次回のブログもご覧下さいね。
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